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全校でのSST「みんなを大切にタイム」

 6月27日(木)に「上手な断り方をしよう」というテーマで、全校でのSST「みんなを大切にタイム」を行いました。友達から遊びに誘われたけど、事情があって断らなくてはいけない場面を提示し、教員が演じるよい例や悪い例を見ながら、どんな断り方をすれば自分も相手も大切にしている言い方になるのかを考えました。

 悪い例のときには、「せっかく遊ぼうと思ったのに、いやな気持になったよ」「そんな言い方をしなくてもいいのに」「何か迷っているようで、ぼくと遊びたくないのかな」という意見が出ました。よい例のときには、「理由を言ってくれうれしい」「しっかり断ってくれたから、また遊ぼうと思った」「次に遊ぶ約束をしてくれた」という意見が出て、上手な断り方のポイントをしっかりつかんでいました。

 「まず謝る」「自分の気持ちを伝える」「代わりの案を伝える」という上手な断り方のポイントを確認した後、教室へ戻り、断り方の練習をしました。ペアになって、誘う役、上手に断る役となり、互いに伝え合いました。最後の振り返りでは、「ごめんなさいと言えばいいことが分かりました」「今までは、いやだと強く言っていたけれど、この勉強をしてよい言い方ができました」「今までは、自分の気持ちを言えなかったけれど、きちんとできてうれしかったです」などと、自分の学びを確かめることができました。この学びを生かして、よりよい関わりができようにしていきたいです。