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5年生校外学習 ~常願寺川の観察~

 『1952年以降は洪水が起こっていないね』『利田地区は本当に安全なのかな』。年表を見た5年生は常願寺川の洪水の多さに驚きました。『今、川はどうなっているのかな』。かくして子供たちは、本物の川の様子や、水のはたらきを確かめるために常願寺川の観察に向かいました。

 初めに立山駅、上流地点の観察です。「どこかに水のはたらき(けずる、はこぶ、つもる)の証拠はないかな」『石が丸いです』『けずるはたらきだ』『大きなブロックが壊されて、鉄骨が見えています』『え、川の水で壊れたの!?』 。水の力に驚きです。

 

 

 

 

 

 

 中流地点では大転石を見学しました。『最初、大転石はひものある上の部分だけだと思っていたけど、下に埋まっている大転石が周囲32メートルもあるなんてびっくりした!』『最初は横江まで転がって、そこからここまで来たんだって』『運ぶはたらきだ』。大きな石を運ぶ水の力を実感しました。

 

 

 

 

 

 

 下流地点は海のそば(水橋)です。『川幅が広い!』『流れが遅い!』『石がすごく小さいです』『それだけ、けずられたんだ』『ごみがたくさん流れ着いているよ』『運ばれて、積もったんだ』『波の形に積もっている』。上流、中流との違いをたくさん見つけることができました。

 

 

 

 

 

 

 移動距離の多い校外学習でしたが、実際に川の水の流れる様子を観察し、気が付いたことを確かめ合えた充実した理科の学習となりました。