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掃除ロッカーで・・・

 新年度が始まり、1学年進級した子供たちは、元気に学校生活を始めています。清掃場所も変わり(上級生は増えています)少ない人数ですが、黙々と掃除に励む姿にやる気と成長を感じます。そんなある日の掃除時間が終わろうとしている頃、『先生、ほうきがうまくかけれないのですが・・・』と言ってきた5年生の〇さん。学校では、いつも清掃ロッカーの整頓を呼びかけているからです。見ると、ほうきをかけるS字フックが曲がってほうきがかけられないのです。「ちょっと待ってね」フックの曲がりを直そうとするのですが、うまくいきません。すると、それを見ていた5年生の〇さん。『その棒を外したら、なおせるんじゃない?』そうか!やってみると見事に簡単に直すことができたのです。頭が固くなっている私に比べ、なんて柔軟なアイデアなんでしょう。加えて、一緒に何とかしようと協力してくれる心づかいかとても嬉しく、素敵なひとときとなりました。