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利田っ子日記

卒業式練習(2~5年)

 3月10日、卒業式に向けた在校生の全体練習が始まりました。感染症対策で各教室に分かれオンラインでつながっての練習でした。初めての練習とは思えないほど立派な態度で練習に臨む在校生の様子に、卒業生をお祝いしたいと思う利田っ子の優しい気持ちが見えました。特に5年生の姿は最上級生になるという自覚の芽生えを感じます。2~4年生も普段の元気な様子とは一味違う真剣さです。

 練習が終わり教室の前を通るとストレッチをしている子供が数人います。「どうしたの?」『筋肉痛で!』「何で?」『きちんとした姿勢でずっと座ってたから、身体中バキバキです』「それだけ真剣だったんだ」『卒業式だからちゃんとしないとね』。6年生を想う気持ちの大きさを感じます。ありがとう。

ちょっといい話(6年)楽しさは力

 体育館から「カイト」の曲が流れてきます。「6年生の合奏、流石だな」と思いながら見に行くと、どうやらビデオに全員が入るよう位置調整をしているようです。ピアノが端にあるので「ちゃんと入る?」と思い担当の〇さんに声をかけました。『音はしっかり入ると思うけど姿も映ると嬉しいです』「そうだね、ところでいつからピアノ弾いてるの?」『保育所からです、鍵盤ハーモニカを演奏したのがきっかけで、それからずっと練習しています』「どうして続けられているの?」『楽しいからです、とりあえず中学生になっても続けようと思っています』。継続は力、継続を支える力は楽しさ。〇さんから教わりました。

ちょっといい話(2年)友達

 2年生の〇さんの縄跳び練習を通りがかりに偶然見かけた折り紙好きの◇さん「紙ちょうだい」と言って何かを作り始めます。完成すると〇さんに「ここ引っ張って」と折り紙の端を指さします。引くと中から「がんばれ~」の文字が表れました。〇さんニヤリ、その後の練習に一層力が入りました。

 数日後、ついに〇さんに記念日がやってきます。偶然その瞬間を見ていた△さん「いい時に来た…」と一言、一緒にいる友達と〇さんの成功を拍手でお祝いです。友達っていいですね。

ちょっといい話(4年)ワックスがけ

 ある日の朝『どこだ?どこだ?』4年生の〇さんが自分の机を探しています。ワックスがけをしたので教室前にはたくさん机が並んでいます。机を見付けた〇さん、さっさと運び入れ、朝の支度を始めます。「他は運ばないの?」と聞くと『自分のことは自分で、だからね』と答えます。その横で◇さんや◎さんが次々にみんなの机や荷物を運び入れています。その輪はどんどん広がって、たくさんの子供が教室に荷物を運び入れています。〇さんも、いつの間にか仕事を始めます。「運び始めたね!」と声をかけると『自分たちのことは自分たちで、だからね』。〇さん、うまいこと言います。
 その横では6年生がチームに分かれ特別教室の荷物を運び入れる仕事をしています。きっと、それぞれの学年で6年生や、〇さん◇さん◎さんたちのようにたくさんの子供が働いてくれているのだと思います。みなさん、お疲れ様でした、ありがとう。

ちょっといい話(3年)

 給食時の話です。職員室の食器を3年生の食器かごに入れようとしていたら、自分の食器を片付けにきていた〇さんが、私の持っていたおぼんの上にある食器にさっと手を伸ばして、片付けてくれました。一瞬の出来事でした。「あ、ありがとう」と、とっさに出た言葉に、にっこりと笑顔を返してくれた〇さんの自然な振る舞いに、感動を覚えました。

ちょっといい話(5年)リーダー

  周りの雰囲気に流されず、いつも黙々と仕事に取り組む5年生の〇さんと◇さんには、いつも感心させられます。そんな二人に「いつも丁寧に掃除をしてくれてありがとう。ふざけたくなったりしないの?」と聞きました。『そりゃ、なりますよ』「そんな時どうするの?」『ちょっとふざけてから、また仕事に戻ります』「やっぱり最後は仕事なんだ」『はい』と照れくさそうに話してくれました。その間も二人の手は止まりません。自然体で仕事をする二人に、姿で示すリーダーの自覚を感じます。新しいリーダーは確実に生まれています。

ちょっといい話(3年)やさしさの印

 玄関で3年生の〇さんがじっと花鉢を見ています。〇さんは『花びらの柔らかい感じがクラスで大人気で、落ちていないかなと思って探しています』と話します。そこで花の咲き方や落ちそうな花の様子を説明し「落ちそうになるまで待ってね」と伝えました。数日後、咲き終わりの花を見付けたので「〇さん気付くかな」と思って鉢のそばに花びらを5枚置きました。しばらくして鉢のそばを通りかかると花びらが3枚になっています。きっと友達の分を残しておいたのだと思います。幸せを分け合う3年生のやさしさの印です。

 5枚の花びら、夕方には全部なくなっていました。

卒業おめでとう集会

 卒業おめでとう集会がありました。感染症対策のため、主賓の6年生と運営の5年生だけが会場に常駐し、1年生から4年生は発表の時だけ会場に入り、他の発表の時はオンラインで参加する形で実施しました。温かい眼差しで下級生の発表を見守る6年生、感謝の気持ちを伝えようと一生懸命に発表したり教室で拍手をしながら見守ったりする下級生、次のリーダーとして心温まる会にしようときびきび働く5年生、みんなのやさしい気持ちが行き交う温かい集会になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっといい話(3年)合奏

 昼休みのこと。3年生の教室から、オルガンの音色が聞こえて聞こえてきました。

 「上手に演奏しているな、誰だろう」と覗いてみると数人の子供たちがオルガンの周辺に集まっています。オルガンを演奏しているのは、先週の音楽の時間に、みんなとうまく「エーデルワイス」の合奏ができず悲しい思いをした〇さんと◇さん。横で拍をたたいてあげている子、階名を言ってあげている子、「上手、音はあっているよ」と励ましている子。みんながそれぞれの方法で二人の練習を支えています。二人には、前には見られなかった笑顔。この上手な演奏は、本人の努力はもとより、助けてくれる仲間の存在があってのことでしょう。

 来週には、担任の先生に合奏を披露する予定にしています。素敵なハーモニーを届けられるといいなと思っています。

 

 

 

 

 

ちょっといい話(1・6年)贈り物

  たくさんの6年生が階段の踊り場で掲示物をうれしそうに見たり、メッセージを読んだりしながら、ワイワイ話をしています。掲示板には1年生がつくった似顔絵入りのメッセージカードが飾られています。照れくさそうに自分のカードをめくる子、興味深げに友達のカードを眺めている子など、楽しみ方は様々ですが、6年生の顔はみんな穏やかでにこやかです。リーダーの卒業に向け、学校はやさしい時間につつまれています。

 


今日もいい日(6年生)

6年生では、卒業まで登校する日を日めくりカレンダーにして掲示しています。

今日のカレンダーをめくると、残り11日。そこには、次のような言葉が添えられていました。

「今日は11(いい)日、残り11日もいい日にしよう。」

子供たちから笑いが起こり、クラスは拍手で包まれました。

こんな心の温かいクラスで過ごすことができるのも、あと残りわずか。

ちょっぴり寂しいけれど、一日一日を大切に過ごしていきたいですね。

 

児童会引継ぎ式(オンライン)

 給食の時間、オンラインで児童会引継ぎ式を行いました。6年生〇さん・◇さんが着実に式を進行し、児童会長の◎さんは1年間活動してきた思いを最後までしっかりと伝えました。6年生の堂々とした姿に、最高学年としての自覚や1年間取り組んできた自信を感じます。これからリーダーとして全校の前に立つ5年生の代表☆さんも6年生の思いを受け継ぎ、真剣に丁寧に決意を話します。新しい年のスタートが少しずつ始まっています。

ちょっといい話(5年)助っ人

 昼休みの始め、給食委員はいつも忙しい時間を過ごします。当番の日は、食器をコンテナに片付ける作業などで友達と遊ぶ時間もわずかです。でも時々同級生が『早く仕事を終わらせて、一緒に遊びに行こう』と手伝いにやってきます。『1年生の食器すごく重いね』「人数多いからね」5年生の助っ人〇さんは、いつも率先して重いものを運んでくれる働き者です。『よし終わった、これでみんなで遊べるぞ!』仕事を終えて、仲間と元気に遊びに向かう5年生の姿に利田っ子の仲のよさを感じます。

ちょっといい話(1年)

  職員室に向かって歩いていると「おはようございます」と元気な声が聞こえてきます。振り向くと1年生の〇さんが駆け寄ってきて拳を突き出します。笑顔で「トン」とグータッチ、言葉のあいさつに、ちょっと動きが加わわるだけで楽しい気持ちが増してきて、特別な感じがしました。〇さんのおかげで、いい気分で1日のスタートをきることができました。

ちょっといい話(3年)

 3年生の授業で「近くの友達と2人グループで活動する」場面がありました。自分の近くではグループがうまく作れないことに気付いた〇さん、すかさず「ここは3人でやればいいですね」と確認します。困ったときに声を出せるだけでもすばらしいのに、〇さんは自分で案を考え、行動にも移しています。「『どうすればよいですか』じゃなくて、『こうしたらどうかな』という自分のアイデアを伝えられるってすごいことだよ!」と伝えると〇さんは大きくうなずきました。頼もしい上学年になりそうです。

ちょっといい話 2年(愛情の証明書)

2年生は、生活科の授業で「自分物語」という教材で自分の生い立ちをまとめています。ある日、教室を覗くと○さんが「これは私が生まれたばかりの写真で~」と自分物語の本に貼るための写真の説明をしてくれました。その後も、たくさんの子が自分の小さい頃の写真をエピソードを添えて見せてくれました。どの子も目をキラキラ輝かせて話をしてくれます。その写真は、まるで家族の「愛情の証明書」のように感じられ、その愛情を子供たちが自慢しているような気がしてきます。「いい写真だね」と言うと、どの子も少し恥ずかしそうな顔をしながらも、とても満足した表情をしてくれます。子供たちの感情が豊かになるとてもよい機会だなと思いました。

ちょっといい話(6年)マスク

朝、登校してきた3年生の〇さんに、階段で「おはようございます!」と声をかけました。その時感じた違和感。そう、いつもとマスクが違うのです。少し大きめです。「マスク、いつもと違うね」と言うと、「うん、忘れてきたら、6年生の△さんが貸してくれたよ」とにこにこして答えてくれました。昼休み、廊下ですれ違った△さんに「マスク、ありがとうね」と言うと、「いいえ。玄関でランドセルを下ろしてゴソゴソしていたから、『どうしたの』と聞いたら、『マスクを忘れてきた』って困っていたから、『予備を持ってきているから、1つあげる』と渡しただけです」なんて,すてきな6年生。心がほっこりしました。

 

ちょっといい話(4年)

  休み時間4年教室で〇さんと◇さんがドリルに取り組んでいます。できなかった分をしているようです。しばらく見ていると〇さんや◇さんの周りに数人の子供が集まってきてアドバイスを始めています。二人は「なるほど」という顔で助言を聞き、学習を進めていきます。アドバイスしていた子供に「教える係みたいなものがあるの?」と聞くと「ないよ、席近いから声かけただけ」と答えてくれました。力を貸すのは当たり前のようです。クラスの雰囲気いい感じです。

ちょっといい話(1年)読書

1年生の〇さんがいそいそと歩いています。「どこ行くの?」『本を借りに図書室に…』「いつ読むの?」『休み時間とか…暇なときに読んでます』「本好き?」『うん、大好き』。それを聞いた他の1年生も口々に『私も好き』『ぼくも大好き』と話しかけてきます。その後、みんな笑顔で図書室に向かっていきました。「今度、何か読んでみようかな」1年生に背中を押された気分です。

ちょっといい話(昼休み)

 昼休み5年生の〇さんが涙を流している下級生を連れてきました。どうもけんかをしたらしいのです。〇さんは、その子の担任の先生に伝えようとしたのですが、不在だったため、ここに連れていこうと思ったのでしょう。〇さんは、下級生にやさしく声をかけ、友達との遊びに誘いました。小さな声で友達に「勝たせてあげて」とささやいて。

 しばらく教室で遊んでいるうちに下級生の目から涙は消え、笑顔がこぼれ始めました。下級生の担任の先生に事情を説明している〇さんの背中がとても頼もしく見えました。

ちょっといい話(3年)

3年生の配膳車には教職員の分の給食も積まれています。ある日の給食後、教職員分の食器を片付けていると3年生の〇さんが「そんなにいっぱいあるんだ」と声をかけてきました。数日後、また〇さんが来て「重いでしょ」と言って仕事を手伝ってくれました。それからは会うと必ず力を貸してくれるようになりました。手伝うのが当然というような〇さんと一緒に仕事をしたり、「助かるよ」「いいえ~」と会話したりすることが楽しみになっています。

ちょっといい話 心豊かな子供たち

 図工後の休憩のときのこと。工作の紙切れが床に落ちていることが気になり、ほうきで掃き始めたところ、4年の〇さんが何も言わずに一緒に掃いてくれました。おかげで、その後も気持ちよく学習を行うことができました。

 4年生教室には、配り物係やお手伝い係がいません。でも、黒板係のお友達が休んだときに「自分が掃除をします」といって後ろから出てきて手伝う〇さん、「これ、配ってくれる人いないかな」と声をかけると1番に配り始める〇さんのようなお友達がたくさんおり、一緒に過ごしていても穏やかな気持ちになります。人のために働ける人は、困ったときに助けてもらえる人です。こんな心の豊かな子供たちは素敵だなと思います。

科学のおもしろさを味わったよ

 総合教育センター科学情報部の堀井先生が4年生を対象に「おもしろ科学実験教室」を開催してくれました。今回は「どこまで上がるかな?」「絶対にもどってくる〇〇」「空中に浮くすいか」の3つのメニューを通して、科学の面白さ、不思議さを体感しました。子供たちが特に盛り上がったのは、透明な袋で作ったランタンを体育館で上げたとき。体育館の天井近くまで高く上がると「すごーい」「なんで」という大きな歓声や「中の空気が暖まったから上に上がるんだね」といったつぶやきが聞かれました。「失敗したときにどうしてかなと原因を考えることが大事だよ」と堀井先生に教えてもらい、いつも以上に様子をじっくり観察し、粘り強く学習に取り組んでいた子供たちでした。将来、この子供たちの中から科学者が生まれるかもしれません。今から楽しみですね。

ちょっといい話(専科)

何気ないものにも興味をもつ6年生の〇さん。登下校中に気になったものを見つけては質問に来ます。ある日、透明で白い石をもってきました。「これって宝石ですかね」「材質はなんですか」ときいてきます。ちょうど大地の学習を終えたばかりということもあり「石英(せきえい)」という物質の特徴をまとめたサイトを印刷して渡しました。

その印刷された紙をいっしょに眺めながら「グラウンドですわって話を聞いているような時に、きらっと光る石の粒を見たことはない?」と尋ねました。

「あ!あるある!あれが石英か」「え、純度が高いと水晶(すいしょう)っていうの?」「天然で色がつくこともあるんだ」「見つけたら数万円の価値になるんだ」〇さん、次々に話題が広がります。教科書には石英なんて出てこなくても、生活から興味を広げることで、こんなにすてきな学習がはじまるのですね。よくもってきてくれました!ぜひ同じ登校班の仲間にも教えてあげてください。

ちょっといい話(5年)

授業中ノートを書かない5年生の〇さんが気になって、声をかけると「得意じゃないし、好きじゃないから」と話します。でも明らかに話は聞いているし、板書もじっと見ています。しばらくして、もう一度様子を見に行くとさっきの問題がきちんと解かれてノートに書かれています。その後、挙手して発表もしています。きっと〇さんは自分が納得いくまでじっくり考えたかったのだと思います。一時の姿だけで「やる気がないのかな」と思ったことを反省です。〇さん、得意に思えたり、好きだと感じる学習、本当はあるんだよね。

ちょっといい話(利田っ子の朝)

 毎朝、校門前で子供たちを迎えていると、微笑ましい姿を見かけることがあります。 道路が凍結した朝、先頭を歩く班長(6年生)が、後ろを歩く小さい子供たちを気遣いながらゆっくり歩く姿に、利田っ子の優しさを感じます。班長が元気な挨拶をすると、下の学年も元気な挨拶を返してくれます。6年生の皆さん、卒業まで残り少なくなりましたが、これからもよろしくお願いしますね。

サーキュレーター贈呈式

社会福祉協議会の方々から大型のサーキュレーターを寄贈していただくことになり、今日はその贈呈式がありました。

玄関にサーキュレーターが届くと、周囲の子供たちは、

「大きい!」「何に使うの?」

と目を丸くしています。職員の方から、災害の時や日頃の生活での送風機として使うことを教えていただきました。

6年生の児童が代表して、お礼のあいさつをしました。

夏の暑さでも活用できそうなサーキュレーター、今から使う日が来るのが楽しみです。

 

ちょっといい話(2年)

男子トイレの横を通ると、ぐちゃぐちゃになったスリッパを整頓している〇さんを見かけました。「きれいに並べてくれたんだね、ありがとう。」と伝えると、照れくさそうな笑顔を見せていました。すると、近くにいた△さんも、「僕も並べたんだよ。」と一言。そんな二人の素敵な行動が、広がっていってほしいと思います。

ちょっといい話 (高学年)

「おはよう!」と登校してきた子供たちに声をかけていると美化ボランティア委員会の〇さんが教室前に置いてあったペットボトルキャップをさっと回収し下の階に降りていきました。まるで大型アミューズメントパークのキャストのような無駄のない動きに、〇さんがこれまでしっかり仕事をしてきたことがわかります。それを委員会担当に話すと「今日は行事が中止になった日なので元々仕事はないんです。でも子供たちが自分たちで考えて動いたようで『先生集めときました』という報告も受けました」と教えてくれました。自分で考え、判断し、行動した子供たち、すごいです。

2月5日(土)学習発表会

 2月5日(土)に学習発表会が行われました。

 コロナウイルス感染拡大防止の対策を考え、発表内容を工夫して、各学年の発表をしようと練習してきました。どの学年の発表も、子供たちが精いっぱい表現しようとする姿が感じられるとても素晴らしい発表となりました。無事に学習発表会ができて、子供たちの顔は、達成感でいっぱいでした。

 各学年の発表は、オンラインでそれぞれのクラスに配信されました。録画した動画は、後日、各子供たちのタブレット端末に配信し、家庭でも見ることができるようになる予定です。

ちょっといい話(高学年)

「うぇぇぃ~」3階から控えめな掛け声が聞こえてきます。休み時間に何を騒いでいるのかと教室をのぞくとテレビに五輪フィギュアスケートのライブ映像が映し出されていました。日本の選手がジャンプを決めるたびに声援を送っていたのです。どの子の視線も画面にくぎ付け、手をぎゅっと握りしめ成功を祈る子もいます。がんばっている人を応援したくなる温かい気持ち、これからも大事にしてほしいなと思います。がんばれニッポン!

ちょっといい話(3年)

登校が少し遅れた子供と一緒に児童玄関に向かっていると3年生の〇さんがドアを開けて待っています。〇さんの登校も遅かったようで玄関先で私たちを見付けたようです。「おはようございます、一緒に入ろう」〇さんは明るく声をかけました。「あの上級生やさしいね」一緒に歩いていた子がつぶやきます。〇さんの温かい心遣いのおかげで朝から、みんないい気分になりました。

ちょっといい話 5年生

社会科の時間、公害について一人一人がテーマをもち、真剣に調べ学習を行っていました。

しかし、なかなか活動に集中することができない〇さん。

そんな〇さんに、△さんが「みんなが集中して作業しているときは静かに活動しよう」と小さな声で優しく

声をかけてくれました。声をかけられた〇さんは、小さく頷き、活動を始めることができました。

自分たちで真剣に学習に向かおうとしている姿を見て、とても嬉しくなりました。

 

ちょっといい話(2年)

 今日は学習発表会本番でした。

 これまでの練習で、自分の出番以外は、なかなかじっと待つことができなかった〇さん。本番は、前を向き、しっかりとした姿勢で待つことができました。せりふも「ゆっくり、はっきり」と大きな声で言えました。

 本番の後、「先生、今日の僕は何点だった?」「90点、合格!」笑顔いっぱいの〇さんでした。振り返りのカードには「来年もやりたいです」の一文がありました。

 

ちょっといい話(高学年)

 学習発表会当日は久しぶりに積雪の朝となりました。子供の通学路を確保するため除雪していると6年生の〇さんが「お疲れ様です、除雪ありがとうございます」と元気な声をかけてくれました。大人も子供も感謝されれば嬉しいものです。除雪する手に力がわいてきました。

 学校にもどるとたくさんの6年生と計画委員の5年生が玄関前を除雪したり、雪でぬれた校内の廊下をふいたりしています。雪がたくさん降ると大変ですが、子供たちのよい姿が見られる機会になると考えると案外よいものかもしれません。みんなありがとう。

ちょっといい話(1年生)

今日は、学習発表会。

昨日、「大成功!」と思った発表の動画を放課後見直してみると…なんと音声が途中で消えてしまっていたということが判明衝撃・ガーン

今日こそ、録画の成功を!と。祈る気持ちで全員の登校を願っていました。

残念なことに体調を崩した何人かの子がお休みをしました。お休みした子の分の台詞は、急遽同じ役割の友達が、代わりに言うことになりました。

「お休みの子の分の気持ちも乗せて、みんなで頑張ろう!」と、今日の発表会に臨みました。

無事発表が終わり、振り返りの時間にみんなと話合いをしました。

「最初は、小さな声だったけれど、大きな声で言えるようになったよ。」

「みんなで練習したら、だんだん自信がついてきたよ。うれしかったよ。」

「学習発表会楽しかったよ。」「また、みんなでツバメダンスがしたいな。」

と、素敵な言葉が聞こえてきました。初めての学習発表会。子供たちの自信につながったようです。

 

 

 

ちょっといい話(4年)

4年教室で鉛筆を削っていたら、突然、鉛筆削りが壊れてしまいました。「ごめんね、力を入れすぎたみたい、みんな困るよね」と子供たちに謝ると、みんな笑顔で「いいよ」と応えてくれました。すると〇さんがすっと近づいてきて「大丈夫、直しておくから」と言い、セロテープをペタペタと貼って、あっという間に壊れた部分を補修してくれました。助けることが当たり前のように動いてくれた〇さん、ありがとう。優しいね。

ちょっといい話 1年

 学習発表会前日の最後の練習。

 昨日の予行練習のビデオをふり返り、一人一人ががんばりたいところを考えながら最後の練習を録画しました。

 今日は、久しぶりに33人みんな揃っての練習ができました。何だかみんなの顔も嬉しそうでした。

 終わった瞬間、みんな思わず拍手して「わぁー!」と嬉しい声が出ました。

 とっても素敵な発表に、感動しました。 

 明日の学習発表会がとても楽しみです!!

 

 

ちょっといい話(1年)

 休み時間、許しをもらって、友達とホワイトボードにイラストをかいていた1年生の〇さん、途中で友達が別の遊びをしに部屋から出て行ってしまいました。〇さんは何人かの友達と慌ててイラストを消し始めますが、途中でやめて出ていきました。

 「どうしたものか」と考えていると、〇さんが戻ってきて、ホワイトボードをきれいにし始めました。「友達のかいたやつでしょ?何で〇さんが消すの」と聞くと「消してない友達を呼びに行ったけど見つからなかったから代わりに消しに来た」と答えてくれました。「すごいね、感心したよ」と伝えると、〇さんは嬉しそうに笑って頷きました。大事なことがちゃんとわかっているのですね。

ちょっといい話 (2年)

2年生の〇さんに学校のPCを貸しました。パスワードを入力していると「先生、パスワード◆◆け?」と聞いてきます。その後、検索を始めた〇さんの手元を見るとローマ字入力をしています。どうやらある程度ローマ字が使えるようです。3年で学ぶローマ字をどうやって覚えたのかは結局教えてくれませんでしたが、自分のやりたいという気持ちが本人の学びを促したことは間違いないと思います。子供が興味をもち、やる気や必要感をもてば教えないでも自分から学び始めるのだと〇さんに教わりました。すごいね〇さん。

ちょっといい話(5年)

「まったくぅ~」ぶつぶつ言いながら5年生の〇さんが棚の上を片付けています。「何してるの」と尋ねると「この上がいつも汚くなるから片付けてるんです、でも、また散らかるんです」と教えてくれました。それを聞いて、〇さんが時々棚の上の様子を気にしてくれていること、自分がよいと思ったことに進んで取り組んでいること、取組を根気よく続けていること、見返りを求めているわけではないことなどがよく分かりました。大人の自分にできるかなと考えると自信がありません。さすが、もうすぐ最高学年。これからの活躍が楽しみです。

ちょっといい話(4年)

4年生の〇さんは、登校するとすぐに水場に向かい、石鹸を使って手全体をとても丁寧に洗います。今日はよほど水が冷たかったのか、手をすすいだ後、傍のストーブで手を温めています。「すごくしっかり洗っているね、水はとても冷たいでしょ」と声をかけると「冷たいけれど感染症対策だからちゃんとしないとね」と当たり前のように話してくれました。一人一人の小さな行い、でも大切な行いの積み重ねが、感染症から学校を守る大きな力になっていることを〇さんは姿で教えてくれました。〇さんありがとう。

ちょっといいおはなし(3年)

 自分で学習する習慣を付けるために行っているぐんぐんノート。今までは、ただ計算問題の復習や漢字問題の復習をしているだけでしたが、最近自分の興味のあるものを調べてくる子が増えてきました。学校の勉強から繋げて学習を続ける子もいれば、学校では勉強しないようなことも調べてくる子が多くなり、毎日ぐんぐんノートを見るのが楽しみです。是非、自分の探求心を磨いていってください!

利田っ子 ちょっといい話 2年

「〇〇跳びができるようになりたい」と目標をたてた2年生の〇さん。毎日決まった時間に教わりにきます。どうやら家でも練習しているそうです。努力のおかげか、少しずつ動きがよくなっています。小さな進歩を伝えると、とてもうれしそうな顔をします。粘り強く努力を続ける〇さんの素直な心に、見ているこちらもさわやかな気持ちになりました。目標達成を応援しています。

利田っ子 ちょっといい話

休み時間のことです。

廊下を歩いていると、トイレ前で6年の〇さんがスリッパを並べていました。

「ありがとう」

と声をかけると、

「どういたしまして」

と気持ちよく返事してくれます。

そんな6年の〇さんに、

「いつも並べてくれているの?」

と聞いてみました。すると、

「はい、気が付いた時には。誰かが並べれば、学校がきれいになるから。」

と答えてくれました。学校のために進んで気配りのできる6年の〇さんの言葉に、心が温かくなりました。

冬の合同学習

1月24日(月)冬の合同学習へ行ってきました。

天気に恵まれ、雪遊びやチューブそりをして楽しく活動しました。

第3学期始業式・書初め大会

 令和4年を迎え、学校に元気な子供たちの声が戻ってきました。始業式は、コロナ禍の影響と体育館が大変寒かったため、各教室でのオンラインで行われました。校長先生の話を真剣に聞く姿に、新年に向けての心構えが見られました。始業式の後は、書初め大会、漢字・計算大会が行われました。冬休みにがんばった成果が見られるとよいですね。

4年生 歳末ふれあいあったか交流会

 12月4日(土)、4年生は公民館行事の「歳末ふれあいあったか交流会」に参加しました。地域の方たちと、「バルーンアート」に挑戦し、一人一つの花を作成しました。地域の方に教えたり、できたものを見せたりと、交流も生まれました。また、「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!」という題目で、日本赤十字社の方のお話も聞きました。真剣に話を聞き、これからも感染予防を続けようという気持ちを新たにしたようでした。

2年生 図書館学習に行ってきました!

 2年2組は11月12日、2年1組は11月17日に立山町図書館へ校外学習に行きました。まず、古澤館長さんから図書館の使い方やマナーを教えてもらった後、今日借りる本を2冊選びました。次に、家の人と一緒に読む「家読(うちどく)週間のカードを書く班と、借りる本の手続きや読書通帳を付ける班の2つに分かれて活動しました。最後に、館長さんから楽しい本の読み聞かせをしてもらい満足した様子でした。子供たちは、本の種類や数の多さにびっくりするとともに、また図書館に来てみたいなという思いをもちました。これからも、たくさんの本に出会ってほしいと願っています。

立山中央小学校とのオンライン交流(3年生、5年生)

10月29日に利田小学校と立山中央小学校の3年生と5年生でオンライン交流を行いました。

交流会では、各クラスの紹介を行った後に、3分間のドッジボールラリーを行い、ラリーの回数を競い合いました。相手の競技する様子を見て、「がんばれ!」と応援したり、「上手だね!」と称賛したりするなど、互いに温かい声をかけながら交流することができました。

交流後には、「今度の交流会までにドッジボールラリーの回数を伸ばしたい」「また立山中央小学校の子と交流したい」という意欲的な感想を話す子が多くいました。

1か月後にもう一度交流をする予定です。