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利田っ子日記

5年生 詩「銀河」

 国語で「銀河」という詩を学習し、5年生みんなで音読の練習をしています。先週末「覚えるまで音読練習」という宿題を出しました。週明けの今日は、暗唱してきた詩をみんなの前で一人ずつ発表する日です。クラスの中に、よい緊張感が漂います。

 学習したてのとき、句読点で間を取ることがなかなかできず苦戦していた〇さん、今日はとても落ち着いて、音読することができました。△さんは表情豊かに言葉の意味を捉えながら抑揚をつけて音読しました。◎さんは優しい声で、でもしっかりと発音して音読しました。緊張のあまり、言葉が出てこない◇さんには、みんなが小さな声で次の言葉を教えて応援しています。これもまた素敵な姿です。

 同じ詩でも、一人一人のもつよさで、聞こえ方がちがっていいなあと思っていたとき、■さんが『◎さん、今日、すごくがんばっていた!今までは、あんな風にみんなの前で音読したことなかったよ』と教えてくれました。友達のがんばりを自分のことのように喜べる■さんも、とても素敵です。

感性

 1年生の〇さんが玄関の生け花を見ています。入学のお祝いの花です。「花きれいだね、もっと近くで見ても大丈夫だよ」『うん、触ってもいい?』「優しくさわれるならね」。〇さん指を伸ばして花の中心(花芯)を触ります。『あったか~い!!』〇さんは驚きながら次々に花芯に指を伸ばします。『これもあったかい』『これはそうでもないな』〇さんとっても楽しそうです。新しい花の鑑賞の仕方を〇さんから教わりました。子供の新鮮な感覚にふれた楽しい時間でした。

自分で登校 1年生

 今日から新1年生は上級生と一緒に歩いて登校します。『ランドセル重くて背中が痛くなったよ』『まっすぐ歩くだけだから簡単』『すごく遠くて大変だった』『家の人が一緒にいないからドキドキした』『上級生と歩くのが楽しかった』集団登校の感想は様々ですが、1年生みんな笑顔です。

 新1年生は校内に入ってからも大変です。夢中で階段をあがり3階まで行ってしまった子、入学式のイメージが残っているのか体育館の方向に向かって歩き出す子など、慣れないうちは教室に行くまでにもいろいろあるようです。でも心配はいりません。近くにいた上級生がちゃんと助けています。さすが利田の上級生。

令和4年度入学式

 今日は入学式でした。32人の子供たちが利田っ子の仲間入りをしました。校門の横に咲いている桜も満開で、かわいい新入生の入学をお祝いしているようでした。子供たちは初めての小学校に少し緊張気味でしたが、きらきらした瞳からこれから始まる新しい生活にわくわくしているように感じられました。体育館では、名前を呼ばれると元気に返事をして立つことができました。上級生の歓迎の言葉や歌も嬉しそうに聴いていました。明日から利田っ子として元気に登校してほしいと思います。

ちょっといい話(6年)自覚

 入学式の朝、仕事をしている6年生の〇さんに聞きました。「どう?1年生を迎える気分は?」『嬉しいです。仕事も楽しいです』「去年も入学式はあったよね、去年とは違うの?」『今年は特別な感じがします。1年生に学校のことを教えたり、学習を手伝ったりできたらいいなって思ってます』「去年だって、やろうと思えばできたよね」『今年は最上級生だから、やっぱり違います』。その話を聞いていた◇さん『自分も気持ちが違います。1年生に笑顔で楽しく過ごしてほしいって思ってます』と教えてくれました。1年生を迎える入学式、6年生にとっても大切な式になっているようです。

 

令和4年度 始業式

 本日(4月6日)より、令和4年度1学期が始まりました。始業式で子供たちは、新たな学年になったことに胸を躍らせながら校長先生のお話を聞いていました。

 学校での学習や習い事等、心機一転、4月からいいスタートを切れるといいですね。利田小学校の教職員も全員で頑張る利田っ子をサポートしていきたいと思います。

 今年度もよろしくお願いいたします。

よかった~!

朝の登校中の子供の会話です。

『すごい!桜が咲いてる!』『よかった~!』

そこでわたしは聞き返しました。「どうしてよかったの?」

その子は答えました。『だって、明日は入学式でしょ?』

『1年生にたくさんの桜をみてほしいから』

この言葉を聞いて、なんて心の豊かな子供だろうと思いました。

明日にひかえた入学式の前に、心あたたまる利田っ子のすがたでした。

はじまり

 久しぶりに子供たちの声が校内に響いています。『家族でたっぷり遊んだよ』『新しい自転車を乗り回してました』『県外旅行に親戚と行きました』『ず~っとゴロゴロしてたよ』『温泉であったまりました』『バイキングでたっぷり食べたよ』春休みの報告をたくさん聞きました。挨拶の声も、話し声も、いつもより大きめです。元気な子供たちの様子を見られて嬉しいです。子供がいるから学校なのだと改めて感じる一年の始まりです。

 明日は令和4年度の始業式の日です。学校では子供たちを迎える準備が着々と進んでいます。校門の桜もたくさんの花をつけ、子供たちとの出会いを待っています。一年のスタートを切る子供たちにとって明日がいい日になりますように。

応援 いも畑

 駐車場の南側はさつまいも畑です。毎年、保護者のみなさんと子供たちがさつまいもを育て、収穫する楽しさを味わっています。昨日のお昼ごろ、新年度の準備に追われ、階段を下りていると、さつまいも畑に人がいることに気付きました。よく見ると畑の土がきれいに耕されています。早速お礼を伝えました。

 保護者や地域の方々に支えられ応援されている学校は本当に幸せです。ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

学童 気分は1年生

 小学校の新年度のスタートは4月6日:始業式・4月7日:入学式ですが、学童は一足早く新年度を迎えています。楽しそうな声が聞こえたので様子を覘いてきました。入学を控えた新1年生と新2・3年生が仲良く集って、色塗り・ブロック・ゲーム版・工作・ビデオ鑑賞など思い思いに楽しんでいます。『見て!見て!』『一緒にやろう!』遊びに誘ってくれる子供もいます。

 新1年生の〇さん『入学式の準備できてるよ、ランドセルもあるよ』と話しかけてきます。「楽しみだね、ランドセル重くない?」『大丈夫、お姉ちゃんのお迎えに行って何度か、かついだから』「すごいね、お手伝いだ」『ちがうよ、担いでみたかったの。すんご~く、重かった』「そうなんだ、ランドセル大きいからね」『重いけど大丈夫、1年生だから!』〇さんの気持ちは、既に1年生のようです。もうすぐ学校に子供たちの声がかえってきます。

令和3年度 離任式 R4.3.29 エール

 『ねぇこれ見て』新3年生の〇さんが折り紙を見せてくれました。「字が書いてあるね、何?」『離任式の前にある先生との時間に渡すの!』「家の人に勧められたの?」『違うよ、新聞に名前が書いてあって、手紙渡そうかなって思ったから、朝早く起きて書いてきたの』「すごいね、喜んでくれるといいね」〇さん嬉しそうな悲しそうな複雑な表情でした。

 離任式が終わり「どうだった」〇さんに聞きました。『渡せたよ、先生変な顔してた』「変?」『最初笑ってたけど、だんだん悲しそうな顔になってきた。でも喜んでくれたからよかった』今度は〇さんニコニコ顔でした。

 今年度は、8名の教職員の方々とお別れすることになりました。お別れする方々から利田小学校や利田地区へたくさんのエールをいただきました。本当にありがとうございました。来年度のご活躍、祈念しています。

ちょっといい話 3年

 昨日(3月24日)で3年生として過ごすのも最後となりました。3学期に入り、「日直じゃないですが、今日のにこにこさんを言いたいです」という子がたくさん出てくるようになりました。友達の良い所をたくさん見つけることができるようになってきたんですね! 素晴らしいです。

 4年生になっても友達や他の学年の子、さらに自分の良い所をたくさん見つけていってください!

ちょっといい話(5年生)

修了式の日、下学年が帰った後、5年生は新学期に向け、全学年の机や椅子の移動や入学式に向けて1年生の教室の飾り付けを行いました。

「先生。〇〇しましょうか」「他に仕事はありますか」と積極的に活動しようとする姿がたくさん見られました。最高学年に向けて、学校のためにできることを探し、役割を果たそうとする気持ちが高まってきているようです。

来年度の活躍がとても楽しみです!

ちょっといい話(1年)見送り

 昨日のことです。玄関で靴を履いていると『そんなに荷物もって、どこに行くの?』と1年生の〇さんが尋ねてきました。「役場に出張に行くんだよ」と教えると『行ってらっしゃ~い』と笑顔で声をかけてくれました。応援された感じがして、とっても嬉しくなりました。帰ってくるまで、ずっといい気分でした。〇さん、またお願いします。

令和3年度修了式 

 「基準になる5年生立ちましょう。下級生は基準の5年生に合わせて、並びましょう」整列の指示で、子供たちが動き出します。すると5年生の〇さんが一人サッと列から外れ、下級生がきちんと並べるようサポートしようと動きだします。〇さんは、何をするのが一番よいかを自分で考え判断し、実際に行動に移しています。とても素晴らしいことです。来年度が楽しみになる5年生の姿に、清々しさを感じながら修了式の開始を迎えることができました。

 令和3年度の修了式が始まります。修了証を受け取る子供、代表で発表する子供、離任される方に感謝を伝える子供、そして、彼らを見守る利田っ子、みんなとても立派です。1年間の子供たちの成長を感じる、とてもよい時間になりました。

 

ちょっといい話(5年)朝活

 朝の挨拶を子供たちと交わしていると、時々5年生の〇さんがやってきて横に立ち、仕草や声色をまねながら、一緒にあいさつしてくれます。本人は別の楽しみがあるようですが、わずかの時間でも同じ時間を共有するのは案外嬉しいものです。〇さんのような5年生が数人いて、朝の時間が一層楽しくなります。明日は誰が来てくれるかなと密かにわくわくしています。

ちょっといい話(3年)発表

 3年生がグループ活動しています。「何してるの?」と話しかけると『発表の準備』と〇さんが答えます。そして突然思い出したように『おぉ~っ、そうだった!』と叫んでプリントの内容を隠します。「見せてくれたっていいじゃない」『だめ、楽しみがなくなっちゃうでしょ』「誰の楽しみ?」『みんなの!』「どういうこと?」『今度、みんなの前で発表することになっているの、今見たら先生も面白くないでしょ』とわけを教えてくれました。相手の楽しみを大事に思い、自分も楽しんでいる〇さんの目は、きときとでした。

新委員会 活動開始

 『おはようございます』4年生の〇さんの声がします。「今日遅いね」『朝、委員会の仕事があったんです』「そうか、あいさつ運動だね、委員会の仕事は楽しい?大変?」『とっても楽しいです!』「どんなところが?」『みんなに声をかけるのが楽しいんです』「みんなも返してくれるもんね」『それもあるけど、自分から声をかけるのがいいんです!』目を輝かせて〇さんが教えてくれました。楽しんで仕事をしている〇さん、素敵です。4年生が新たに加わり令和4年度の委員会がスタートしています。

ちょっといい話(2年)挑戦

 『やるよ!見てて』◎さんと◇さんが縄跳びの新しい技に挑戦しています。「うまくできない」と思うと活動をあきらめてしまうことが多い◎さんと、何かと理由をつけてやらないことの多い◇さんですが、縄跳びは何度引っかかってもまた跳び始めます。この二人、以前から縄跳び特訓をしている〇さんの友達です。◎さんも◇さんも「〇さんが何日もあきらめずに練習したこと」「そのおかげでできるようになったこと」を見ています。だから「自分も!」と思えるのかな…。昨日の自分に挑戦する子供たちってかっこいいです。