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利田っ子日記

卒業おめでとう集会

 卒業おめでとう集会がありました。感染症対策のため、主賓の6年生と運営の5年生だけが会場に常駐し、1年生から4年生は発表の時だけ会場に入り、他の発表の時はオンラインで参加する形で実施しました。温かい眼差しで下級生の発表を見守る6年生、感謝の気持ちを伝えようと一生懸命に発表したり教室で拍手をしながら見守ったりする下級生、次のリーダーとして心温まる会にしようときびきび働く5年生、みんなのやさしい気持ちが行き交う温かい集会になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっといい話(3年)合奏

 昼休みのこと。3年生の教室から、オルガンの音色が聞こえて聞こえてきました。

 「上手に演奏しているな、誰だろう」と覗いてみると数人の子供たちがオルガンの周辺に集まっています。オルガンを演奏しているのは、先週の音楽の時間に、みんなとうまく「エーデルワイス」の合奏ができず悲しい思いをした〇さんと◇さん。横で拍をたたいてあげている子、階名を言ってあげている子、「上手、音はあっているよ」と励ましている子。みんながそれぞれの方法で二人の練習を支えています。二人には、前には見られなかった笑顔。この上手な演奏は、本人の努力はもとより、助けてくれる仲間の存在があってのことでしょう。

 来週には、担任の先生に合奏を披露する予定にしています。素敵なハーモニーを届けられるといいなと思っています。

 

 

 

 

 

ちょっといい話(1・6年)贈り物

  たくさんの6年生が階段の踊り場で掲示物をうれしそうに見たり、メッセージを読んだりしながら、ワイワイ話をしています。掲示板には1年生がつくった似顔絵入りのメッセージカードが飾られています。照れくさそうに自分のカードをめくる子、興味深げに友達のカードを眺めている子など、楽しみ方は様々ですが、6年生の顔はみんな穏やかでにこやかです。リーダーの卒業に向け、学校はやさしい時間につつまれています。

 


今日もいい日(6年生)

6年生では、卒業まで登校する日を日めくりカレンダーにして掲示しています。

今日のカレンダーをめくると、残り11日。そこには、次のような言葉が添えられていました。

「今日は11(いい)日、残り11日もいい日にしよう。」

子供たちから笑いが起こり、クラスは拍手で包まれました。

こんな心の温かいクラスで過ごすことができるのも、あと残りわずか。

ちょっぴり寂しいけれど、一日一日を大切に過ごしていきたいですね。

 

児童会引継ぎ式(オンライン)

 給食の時間、オンラインで児童会引継ぎ式を行いました。6年生〇さん・◇さんが着実に式を進行し、児童会長の◎さんは1年間活動してきた思いを最後までしっかりと伝えました。6年生の堂々とした姿に、最高学年としての自覚や1年間取り組んできた自信を感じます。これからリーダーとして全校の前に立つ5年生の代表☆さんも6年生の思いを受け継ぎ、真剣に丁寧に決意を話します。新しい年のスタートが少しずつ始まっています。

ちょっといい話(5年)助っ人

 昼休みの始め、給食委員はいつも忙しい時間を過ごします。当番の日は、食器をコンテナに片付ける作業などで友達と遊ぶ時間もわずかです。でも時々同級生が『早く仕事を終わらせて、一緒に遊びに行こう』と手伝いにやってきます。『1年生の食器すごく重いね』「人数多いからね」5年生の助っ人〇さんは、いつも率先して重いものを運んでくれる働き者です。『よし終わった、これでみんなで遊べるぞ!』仕事を終えて、仲間と元気に遊びに向かう5年生の姿に利田っ子の仲のよさを感じます。

ちょっといい話(1年)

  職員室に向かって歩いていると「おはようございます」と元気な声が聞こえてきます。振り向くと1年生の〇さんが駆け寄ってきて拳を突き出します。笑顔で「トン」とグータッチ、言葉のあいさつに、ちょっと動きが加わわるだけで楽しい気持ちが増してきて、特別な感じがしました。〇さんのおかげで、いい気分で1日のスタートをきることができました。

ちょっといい話(3年)

 3年生の授業で「近くの友達と2人グループで活動する」場面がありました。自分の近くではグループがうまく作れないことに気付いた〇さん、すかさず「ここは3人でやればいいですね」と確認します。困ったときに声を出せるだけでもすばらしいのに、〇さんは自分で案を考え、行動にも移しています。「『どうすればよいですか』じゃなくて、『こうしたらどうかな』という自分のアイデアを伝えられるってすごいことだよ!」と伝えると〇さんは大きくうなずきました。頼もしい上学年になりそうです。

ちょっといい話 2年(愛情の証明書)

2年生は、生活科の授業で「自分物語」という教材で自分の生い立ちをまとめています。ある日、教室を覗くと○さんが「これは私が生まれたばかりの写真で~」と自分物語の本に貼るための写真の説明をしてくれました。その後も、たくさんの子が自分の小さい頃の写真をエピソードを添えて見せてくれました。どの子も目をキラキラ輝かせて話をしてくれます。その写真は、まるで家族の「愛情の証明書」のように感じられ、その愛情を子供たちが自慢しているような気がしてきます。「いい写真だね」と言うと、どの子も少し恥ずかしそうな顔をしながらも、とても満足した表情をしてくれます。子供たちの感情が豊かになるとてもよい機会だなと思いました。

ちょっといい話(6年)マスク

朝、登校してきた3年生の〇さんに、階段で「おはようございます!」と声をかけました。その時感じた違和感。そう、いつもとマスクが違うのです。少し大きめです。「マスク、いつもと違うね」と言うと、「うん、忘れてきたら、6年生の△さんが貸してくれたよ」とにこにこして答えてくれました。昼休み、廊下ですれ違った△さんに「マスク、ありがとうね」と言うと、「いいえ。玄関でランドセルを下ろしてゴソゴソしていたから、『どうしたの』と聞いたら、『マスクを忘れてきた』って困っていたから、『予備を持ってきているから、1つあげる』と渡しただけです」なんて,すてきな6年生。心がほっこりしました。

 

ちょっといい話(4年)

  休み時間4年教室で〇さんと◇さんがドリルに取り組んでいます。できなかった分をしているようです。しばらく見ていると〇さんや◇さんの周りに数人の子供が集まってきてアドバイスを始めています。二人は「なるほど」という顔で助言を聞き、学習を進めていきます。アドバイスしていた子供に「教える係みたいなものがあるの?」と聞くと「ないよ、席近いから声かけただけ」と答えてくれました。力を貸すのは当たり前のようです。クラスの雰囲気いい感じです。

ちょっといい話(1年)読書

1年生の〇さんがいそいそと歩いています。「どこ行くの?」『本を借りに図書室に…』「いつ読むの?」『休み時間とか…暇なときに読んでます』「本好き?」『うん、大好き』。それを聞いた他の1年生も口々に『私も好き』『ぼくも大好き』と話しかけてきます。その後、みんな笑顔で図書室に向かっていきました。「今度、何か読んでみようかな」1年生に背中を押された気分です。

ちょっといい話(昼休み)

 昼休み5年生の〇さんが涙を流している下級生を連れてきました。どうもけんかをしたらしいのです。〇さんは、その子の担任の先生に伝えようとしたのですが、不在だったため、ここに連れていこうと思ったのでしょう。〇さんは、下級生にやさしく声をかけ、友達との遊びに誘いました。小さな声で友達に「勝たせてあげて」とささやいて。

 しばらく教室で遊んでいるうちに下級生の目から涙は消え、笑顔がこぼれ始めました。下級生の担任の先生に事情を説明している〇さんの背中がとても頼もしく見えました。

ちょっといい話(3年)

3年生の配膳車には教職員の分の給食も積まれています。ある日の給食後、教職員分の食器を片付けていると3年生の〇さんが「そんなにいっぱいあるんだ」と声をかけてきました。数日後、また〇さんが来て「重いでしょ」と言って仕事を手伝ってくれました。それからは会うと必ず力を貸してくれるようになりました。手伝うのが当然というような〇さんと一緒に仕事をしたり、「助かるよ」「いいえ~」と会話したりすることが楽しみになっています。

ちょっといい話 心豊かな子供たち

 図工後の休憩のときのこと。工作の紙切れが床に落ちていることが気になり、ほうきで掃き始めたところ、4年の〇さんが何も言わずに一緒に掃いてくれました。おかげで、その後も気持ちよく学習を行うことができました。

 4年生教室には、配り物係やお手伝い係がいません。でも、黒板係のお友達が休んだときに「自分が掃除をします」といって後ろから出てきて手伝う〇さん、「これ、配ってくれる人いないかな」と声をかけると1番に配り始める〇さんのようなお友達がたくさんおり、一緒に過ごしていても穏やかな気持ちになります。人のために働ける人は、困ったときに助けてもらえる人です。こんな心の豊かな子供たちは素敵だなと思います。

科学のおもしろさを味わったよ

 総合教育センター科学情報部の堀井先生が4年生を対象に「おもしろ科学実験教室」を開催してくれました。今回は「どこまで上がるかな?」「絶対にもどってくる〇〇」「空中に浮くすいか」の3つのメニューを通して、科学の面白さ、不思議さを体感しました。子供たちが特に盛り上がったのは、透明な袋で作ったランタンを体育館で上げたとき。体育館の天井近くまで高く上がると「すごーい」「なんで」という大きな歓声や「中の空気が暖まったから上に上がるんだね」といったつぶやきが聞かれました。「失敗したときにどうしてかなと原因を考えることが大事だよ」と堀井先生に教えてもらい、いつも以上に様子をじっくり観察し、粘り強く学習に取り組んでいた子供たちでした。将来、この子供たちの中から科学者が生まれるかもしれません。今から楽しみですね。

ちょっといい話(専科)

何気ないものにも興味をもつ6年生の〇さん。登下校中に気になったものを見つけては質問に来ます。ある日、透明で白い石をもってきました。「これって宝石ですかね」「材質はなんですか」ときいてきます。ちょうど大地の学習を終えたばかりということもあり「石英(せきえい)」という物質の特徴をまとめたサイトを印刷して渡しました。

その印刷された紙をいっしょに眺めながら「グラウンドですわって話を聞いているような時に、きらっと光る石の粒を見たことはない?」と尋ねました。

「あ!あるある!あれが石英か」「え、純度が高いと水晶(すいしょう)っていうの?」「天然で色がつくこともあるんだ」「見つけたら数万円の価値になるんだ」〇さん、次々に話題が広がります。教科書には石英なんて出てこなくても、生活から興味を広げることで、こんなにすてきな学習がはじまるのですね。よくもってきてくれました!ぜひ同じ登校班の仲間にも教えてあげてください。

ちょっといい話(5年)

授業中ノートを書かない5年生の〇さんが気になって、声をかけると「得意じゃないし、好きじゃないから」と話します。でも明らかに話は聞いているし、板書もじっと見ています。しばらくして、もう一度様子を見に行くとさっきの問題がきちんと解かれてノートに書かれています。その後、挙手して発表もしています。きっと〇さんは自分が納得いくまでじっくり考えたかったのだと思います。一時の姿だけで「やる気がないのかな」と思ったことを反省です。〇さん、得意に思えたり、好きだと感じる学習、本当はあるんだよね。

ちょっといい話(利田っ子の朝)

 毎朝、校門前で子供たちを迎えていると、微笑ましい姿を見かけることがあります。 道路が凍結した朝、先頭を歩く班長(6年生)が、後ろを歩く小さい子供たちを気遣いながらゆっくり歩く姿に、利田っ子の優しさを感じます。班長が元気な挨拶をすると、下の学年も元気な挨拶を返してくれます。6年生の皆さん、卒業まで残り少なくなりましたが、これからもよろしくお願いしますね。

サーキュレーター贈呈式

社会福祉協議会の方々から大型のサーキュレーターを寄贈していただくことになり、今日はその贈呈式がありました。

玄関にサーキュレーターが届くと、周囲の子供たちは、

「大きい!」「何に使うの?」

と目を丸くしています。職員の方から、災害の時や日頃の生活での送風機として使うことを教えていただきました。

6年生の児童が代表して、お礼のあいさつをしました。

夏の暑さでも活用できそうなサーキュレーター、今から使う日が来るのが楽しみです。