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2022年3月の記事一覧

ちょっといい話(5年)朝活

 朝の挨拶を子供たちと交わしていると、時々5年生の〇さんがやってきて横に立ち、仕草や声色をまねながら、一緒にあいさつしてくれます。本人は別の楽しみがあるようですが、わずかの時間でも同じ時間を共有するのは案外嬉しいものです。〇さんのような5年生が数人いて、朝の時間が一層楽しくなります。明日は誰が来てくれるかなと密かにわくわくしています。

ちょっといい話(3年)発表

 3年生がグループ活動しています。「何してるの?」と話しかけると『発表の準備』と〇さんが答えます。そして突然思い出したように『おぉ~っ、そうだった!』と叫んでプリントの内容を隠します。「見せてくれたっていいじゃない」『だめ、楽しみがなくなっちゃうでしょ』「誰の楽しみ?」『みんなの!』「どういうこと?」『今度、みんなの前で発表することになっているの、今見たら先生も面白くないでしょ』とわけを教えてくれました。相手の楽しみを大事に思い、自分も楽しんでいる〇さんの目は、きときとでした。

新委員会 活動開始

 『おはようございます』4年生の〇さんの声がします。「今日遅いね」『朝、委員会の仕事があったんです』「そうか、あいさつ運動だね、委員会の仕事は楽しい?大変?」『とっても楽しいです!』「どんなところが?」『みんなに声をかけるのが楽しいんです』「みんなも返してくれるもんね」『それもあるけど、自分から声をかけるのがいいんです!』目を輝かせて〇さんが教えてくれました。楽しんで仕事をしている〇さん、素敵です。4年生が新たに加わり令和4年度の委員会がスタートしています。

ちょっといい話(2年)挑戦

 『やるよ!見てて』◎さんと◇さんが縄跳びの新しい技に挑戦しています。「うまくできない」と思うと活動をあきらめてしまうことが多い◎さんと、何かと理由をつけてやらないことの多い◇さんですが、縄跳びは何度引っかかってもまた跳び始めます。この二人、以前から縄跳び特訓をしている〇さんの友達です。◎さんも◇さんも「〇さんが何日もあきらめずに練習したこと」「そのおかげでできるようになったこと」を見ています。だから「自分も!」と思えるのかな…。昨日の自分に挑戦する子供たちってかっこいいです。

ちょっといい話(4年)椅子

 4年生の〇さん◇さんが椅子を2つずつ教室に運び入れています。卒業式の後片付けです。「〇さん、何で椅子2つなの?」『友達の分も運んでるからです』「そういう指示があったんだ」『いや、暇だったから、これで4つ目』「すごいね、じゃあ◇さんも?」『〇さんが運んでたし、まだ来ていない友達の分もやっておけば、その人たち嬉しいかなぁと思って…』二人はまた椅子をとりに行きました。自分以外の人のためにも力を使える気持ち、大切です。さすが、もうすぐ高学年。