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2022年3月の記事一覧

令和3年度 離任式 R4.3.29 エール

 『ねぇこれ見て』新3年生の〇さんが折り紙を見せてくれました。「字が書いてあるね、何?」『離任式の前にある先生との時間に渡すの!』「家の人に勧められたの?」『違うよ、新聞に名前が書いてあって、手紙渡そうかなって思ったから、朝早く起きて書いてきたの』「すごいね、喜んでくれるといいね」〇さん嬉しそうな悲しそうな複雑な表情でした。

 離任式が終わり「どうだった」〇さんに聞きました。『渡せたよ、先生変な顔してた』「変?」『最初笑ってたけど、だんだん悲しそうな顔になってきた。でも喜んでくれたからよかった』今度は〇さんニコニコ顔でした。

 今年度は、8名の教職員の方々とお別れすることになりました。お別れする方々から利田小学校や利田地区へたくさんのエールをいただきました。本当にありがとうございました。来年度のご活躍、祈念しています。

ちょっといい話 3年

 昨日(3月24日)で3年生として過ごすのも最後となりました。3学期に入り、「日直じゃないですが、今日のにこにこさんを言いたいです」という子がたくさん出てくるようになりました。友達の良い所をたくさん見つけることができるようになってきたんですね! 素晴らしいです。

 4年生になっても友達や他の学年の子、さらに自分の良い所をたくさん見つけていってください!

ちょっといい話(5年生)

修了式の日、下学年が帰った後、5年生は新学期に向け、全学年の机や椅子の移動や入学式に向けて1年生の教室の飾り付けを行いました。

「先生。〇〇しましょうか」「他に仕事はありますか」と積極的に活動しようとする姿がたくさん見られました。最高学年に向けて、学校のためにできることを探し、役割を果たそうとする気持ちが高まってきているようです。

来年度の活躍がとても楽しみです!

ちょっといい話(1年)見送り

 昨日のことです。玄関で靴を履いていると『そんなに荷物もって、どこに行くの?』と1年生の〇さんが尋ねてきました。「役場に出張に行くんだよ」と教えると『行ってらっしゃ~い』と笑顔で声をかけてくれました。応援された感じがして、とっても嬉しくなりました。帰ってくるまで、ずっといい気分でした。〇さん、またお願いします。

令和3年度修了式 

 「基準になる5年生立ちましょう。下級生は基準の5年生に合わせて、並びましょう」整列の指示で、子供たちが動き出します。すると5年生の〇さんが一人サッと列から外れ、下級生がきちんと並べるようサポートしようと動きだします。〇さんは、何をするのが一番よいかを自分で考え判断し、実際に行動に移しています。とても素晴らしいことです。来年度が楽しみになる5年生の姿に、清々しさを感じながら修了式の開始を迎えることができました。

 令和3年度の修了式が始まります。修了証を受け取る子供、代表で発表する子供、離任される方に感謝を伝える子供、そして、彼らを見守る利田っ子、みんなとても立派です。1年間の子供たちの成長を感じる、とてもよい時間になりました。

 

ちょっといい話(5年)朝活

 朝の挨拶を子供たちと交わしていると、時々5年生の〇さんがやってきて横に立ち、仕草や声色をまねながら、一緒にあいさつしてくれます。本人は別の楽しみがあるようですが、わずかの時間でも同じ時間を共有するのは案外嬉しいものです。〇さんのような5年生が数人いて、朝の時間が一層楽しくなります。明日は誰が来てくれるかなと密かにわくわくしています。

ちょっといい話(3年)発表

 3年生がグループ活動しています。「何してるの?」と話しかけると『発表の準備』と〇さんが答えます。そして突然思い出したように『おぉ~っ、そうだった!』と叫んでプリントの内容を隠します。「見せてくれたっていいじゃない」『だめ、楽しみがなくなっちゃうでしょ』「誰の楽しみ?」『みんなの!』「どういうこと?」『今度、みんなの前で発表することになっているの、今見たら先生も面白くないでしょ』とわけを教えてくれました。相手の楽しみを大事に思い、自分も楽しんでいる〇さんの目は、きときとでした。

新委員会 活動開始

 『おはようございます』4年生の〇さんの声がします。「今日遅いね」『朝、委員会の仕事があったんです』「そうか、あいさつ運動だね、委員会の仕事は楽しい?大変?」『とっても楽しいです!』「どんなところが?」『みんなに声をかけるのが楽しいんです』「みんなも返してくれるもんね」『それもあるけど、自分から声をかけるのがいいんです!』目を輝かせて〇さんが教えてくれました。楽しんで仕事をしている〇さん、素敵です。4年生が新たに加わり令和4年度の委員会がスタートしています。

ちょっといい話(2年)挑戦

 『やるよ!見てて』◎さんと◇さんが縄跳びの新しい技に挑戦しています。「うまくできない」と思うと活動をあきらめてしまうことが多い◎さんと、何かと理由をつけてやらないことの多い◇さんですが、縄跳びは何度引っかかってもまた跳び始めます。この二人、以前から縄跳び特訓をしている〇さんの友達です。◎さんも◇さんも「〇さんが何日もあきらめずに練習したこと」「そのおかげでできるようになったこと」を見ています。だから「自分も!」と思えるのかな…。昨日の自分に挑戦する子供たちってかっこいいです。

ちょっといい話(4年)椅子

 4年生の〇さん◇さんが椅子を2つずつ教室に運び入れています。卒業式の後片付けです。「〇さん、何で椅子2つなの?」『友達の分も運んでるからです』「そういう指示があったんだ」『いや、暇だったから、これで4つ目』「すごいね、じゃあ◇さんも?」『〇さんが運んでたし、まだ来ていない友達の分もやっておけば、その人たち嬉しいかなぁと思って…』二人はまた椅子をとりに行きました。自分以外の人のためにも力を使える気持ち、大切です。さすが、もうすぐ高学年。