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2022年3月の記事一覧

ちょっといい話(3年)やさしさの印

 玄関で3年生の〇さんがじっと花鉢を見ています。〇さんは『花びらの柔らかい感じがクラスで大人気で、落ちていないかなと思って探しています』と話します。そこで花の咲き方や落ちそうな花の様子を説明し「落ちそうになるまで待ってね」と伝えました。数日後、咲き終わりの花を見付けたので「〇さん気付くかな」と思って鉢のそばに花びらを5枚置きました。しばらくして鉢のそばを通りかかると花びらが3枚になっています。きっと友達の分を残しておいたのだと思います。幸せを分け合う3年生のやさしさの印です。

 5枚の花びら、夕方には全部なくなっていました。

卒業おめでとう集会

 卒業おめでとう集会がありました。感染症対策のため、主賓の6年生と運営の5年生だけが会場に常駐し、1年生から4年生は発表の時だけ会場に入り、他の発表の時はオンラインで参加する形で実施しました。温かい眼差しで下級生の発表を見守る6年生、感謝の気持ちを伝えようと一生懸命に発表したり教室で拍手をしながら見守ったりする下級生、次のリーダーとして心温まる会にしようときびきび働く5年生、みんなのやさしい気持ちが行き交う温かい集会になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっといい話(3年)合奏

 昼休みのこと。3年生の教室から、オルガンの音色が聞こえて聞こえてきました。

 「上手に演奏しているな、誰だろう」と覗いてみると数人の子供たちがオルガンの周辺に集まっています。オルガンを演奏しているのは、先週の音楽の時間に、みんなとうまく「エーデルワイス」の合奏ができず悲しい思いをした〇さんと◇さん。横で拍をたたいてあげている子、階名を言ってあげている子、「上手、音はあっているよ」と励ましている子。みんながそれぞれの方法で二人の練習を支えています。二人には、前には見られなかった笑顔。この上手な演奏は、本人の努力はもとより、助けてくれる仲間の存在があってのことでしょう。

 来週には、担任の先生に合奏を披露する予定にしています。素敵なハーモニーを届けられるといいなと思っています。

 

 

 

 

 

ちょっといい話(1・6年)贈り物

  たくさんの6年生が階段の踊り場で掲示物をうれしそうに見たり、メッセージを読んだりしながら、ワイワイ話をしています。掲示板には1年生がつくった似顔絵入りのメッセージカードが飾られています。照れくさそうに自分のカードをめくる子、興味深げに友達のカードを眺めている子など、楽しみ方は様々ですが、6年生の顔はみんな穏やかでにこやかです。リーダーの卒業に向け、学校はやさしい時間につつまれています。

 


今日もいい日(6年生)

6年生では、卒業まで登校する日を日めくりカレンダーにして掲示しています。

今日のカレンダーをめくると、残り11日。そこには、次のような言葉が添えられていました。

「今日は11(いい)日、残り11日もいい日にしよう。」

子供たちから笑いが起こり、クラスは拍手で包まれました。

こんな心の温かいクラスで過ごすことができるのも、あと残りわずか。

ちょっぴり寂しいけれど、一日一日を大切に過ごしていきたいですね。