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2022年5月の記事一覧

ちょっといい話(3年)ついで

 会議室の机を並べていると3年生の〇さんが扉の向こうからこちらを覘いています。「どうしたの?」『トイレに行こうと思ったら音がして、何だろうと思って‥』「そっか、早くトイレに行っっておいで」『うん』。〇さんの姿が消えました。しばらくして『ついでだから手伝うよ』と〇さんが会議室に入ってきます。「嬉しいな、時間は?」『まだ大丈夫』「じゃあ椅子を並べてくれる?」『OK』。せっせと働く、〇さんの姿にさり気ない優しさを感じます。〇さんありがとう。

土俵開き

 体育委員の運営で土俵開きを行い、土俵の神様に「利田っ子が安全で楽しく相撲ができるよう見守ってください」と利田っ子みんなでお願いしました。児童会長と体育委員長が代表で清めの塩をまき、体育委員長が『マナーを守り、相撲を通して自分を鍛えます』と誓いの言葉を述べました。感染症の影響で今年度も従来の相撲大会は行えませんが、各学年でやり方を工夫した競技を行います。安全で楽しい大会になることを祈っています。

ちょっといい話(5年)やる気スイッチ

 5年生では新しい漢字を学ぶ時「音・訓の読み」「部首」「総画数」「熟語」等を声に出して読み、指書きを10回以上取り組み、覚えたと思ったら空書きで確かめることに取り組んでいます。目と手と声を同時に使うことでより記憶に残るようにするためです。『いち・にぃ・さぁ~ん』と声を出して空書きする様子はなかなかのものです。『自主学習でやってきてもいいですか』と意欲を見せてくれる子もいます。ちょっとした工夫が子供たちのやる気を引き出してくれるようです。

サツマイモ苗植え体験(利田小学校父母と教師の会:PTA)

 澄み渡る空の下でサツマイモの苗植え体験会が開かれました。年度の初めからPTAのみなさんが準備してくださった畑で、子供たちと保護者が一緒に苗を植える毎年恒例のイベントです。役員の方が用意してくださった苗を上手に植えるための秘密道具のおかげで、どの子供も早く簡単に正確に楽しく作業することができました。秋の収穫が楽しみです。役員・保護者の皆様、本当にありがとうございました。

利田地区 戦没者慰霊のつどい

 利田地区では毎年5月27日に戦没者慰霊のつどいを行っています。小学生も毎年参加します。今年は5年生が、地区の方を講師に招いた事前学習を経て出席しました。慰霊の集いは、今の平和な世の中の礎をつくるために故郷を護ってくださった方々に感謝し、平和を大切にしていこうと思う気持ちを確認するための式です。『平和ってありがたい』『戦争は絶対してはけない』『平和な世の中が続くようがんばりたい』。平和について、それぞれが静かに考える時間になりました。

 

ちょっといい話(1年)心遣い

 『最初はグー、じゃんけんポン』『好きな色は何ですか?好きな食べ物は?』『ハロー!』。1年生のコミュニケーションのとり方はそれぞれです。〇さんは通りすがりのグータッチです。でも今日は手を出してくれません。「どうしたのかな?今日は嫌なのかな」と通り過ぎようとすると〇さん『まって!』と言い今度は拳を出して待っています。反対の手にはハンカチをもっています。どうやら手を洗い終わる前のタイミングで声をかけてしまったようです。〇さん『濡れた手でタッチするのは・・』と思ってくれたようです。〇さんのやさしさを感じたグータッチになりました。

ちょっといい話(3年生 理科)

 3年生の理科では、「かげと太陽」の学習に取り組んでいます。影踏み鬼をして遊びながら、影と太陽の関係に目を向けたり、太陽と影の動きを予想したりしています。
 先日、1日の太陽と影の動きを観察したときのことです。その日は、やや風が強く、昼休みに風で観察の器具が飛んでしまうハプニングが起きました。すると、そばで鬼ごっこをしていた3年生の〇さんが、すぐに風で倒れた観察の器具を直し、何事もなかったかのように、また遊びに戻っていきました。
 「自分たちの学習を、自分たちの手で進めていこう」そんな〇さんの気持ちが伝わってきたようで、うれしい気持ちになりました。

学校コンサート(富山県文化振興財団事業)

 『すごかったです、演奏がすごいです』『自分も音楽が好きなので、みなさんのように演奏できるようになりたいです』『いろんな楽器の音色が聞けて面白かったです』『生の演奏は初めて聞いたけれど迫力がすごかったです』。子供たちの感想です。

 学校コンサートが開かれました。国内外で活躍している富山県ゆかりのある演奏家の方が来校され、子供たちの目の前で生の演奏を披露してくださるコンサートです。今回はヴァイオリン・チェロ・クラリネット・トロンボーン・ピアノ(タイプライター)の5人の奏者の方が来校されました。曲が流れると子供たちは、身を乗り出し、身体を揺らしながら音楽に浸っていました。心と身体で、本物の音楽を心ゆくまで楽しめた貴重な時間になりました。

出産ラッシュ 

 『また卵産まれている』『ここにもある、卵つけて泳いでいるメダカもいるよ』『前に産まれた卵食べられちゃったからね、これ大丈夫かな』「誰に?」『大人のメダカが食べてしまうんです』「どうしようか?」『卵を大人のメダカと分ければいいと思う』「じゃあ上手なやり方を教えてもらわないとね」『はい』。登校後、メダカの観察が5年生の日課になっています。

ロングタイム

 水曜日の昼にはロングタイムの時間があります。給食後から5限開始までの間の約40分程度を「縦割り活動や自由遊び、学級活動などに活用できる時間」として設定しています。子供たちはロングタイムを楽しみにしています。今日は自由遊びの日。とってもよい天気で、子供たちはグラウンドや体育館、教室などでいろいろな学年が入り混じって思い思いに過ごしています。利田っ子はとても元気でなかよしです。

 

ところかわれば お届け物

 『もうすぐ家にマンゴー届くんです、親戚が送ってくれる予定なんです』6年生の〇さんが嬉しそうに話します。「うらやましいなぁ、親戚がマンゴーつくってるの?」『いいえ、マンゴーの産地に住んでいて近くのマンゴー農家から譲ってもらったものを富山に送ってくれるんです』「そんな高級品どうしてもらえるの」『産地ではたくさんとれるから、普通に食卓に出てくるそうです。富山では高級品だけど、産地では売れ残ることもあるようで、それがもらえるんです。今も家には何個かあるけど、今度はもっとたくさん送ってくれるそうです』「なるほど、住んでるところによって、ずいぶん違うんだね」『はい、富山と全然違うことがたくさんあります。遠くに親戚がいると会うのはたいへんだけど、その分いいこともあります』。〇さんは生活の中で、南北に長い国土に住む人々の暮らしの特徴を実感しているようです。

学校訪問研修

 『何か今日は、黒い服着たお客さんがいっぱい来てるね』『どこの学校から来られたのかな』1年生の子供たちが話しています。今日は学校訪問研修会が行われています。1年生「生活科」2年生「国語」3年生「理科」4年生「算数」5年生「理科・算数」6年生「社会」特別支援級「自立活動」の授業を公開しました。大勢の大人に見守られていた子供たちですが、元気に学ぶ様子はいつも通りです。どのクラスの子供たちも一生懸命課題について考えていました。

先生となかよしうれしい言葉かげと太陽角の大きさを調べよう種子の発芽合同な図形願いを実現する政治自立活動

ちょっといい話(6年)保健室でのひとコマ

 休み時間になると、顔を出してくれる6年の〇さんたち。学校のことや自分のこと、友達のことなどたくさん教えてくれます。ある日「ちょっと手伝ってほしいことがあるんだけど…」と声をかけると『なになに?どれだけでもやるよ~』嫌な顔ひとつせず、一緒にやってくれる〇さんたち。みんな笑顔で手伝ってくれます。一人でやると10分くらいかかる仕事が数分で終わりました。〇さんたちの温かさに感激です。(*^-^*)

 

ちょっといい話(5年)ノブオ

 5年生の〇さんが水槽に向かって『お~いノブオ、元気かぁ~』と声をかけています。「だれに声かけてるの?」『メダカです、これがノブオです、名前をつけました』「たくさんいるのに区別つくの?」『このでっかいオスのメダカがノブオです。腹の下のひれが大きいでしょ、メスは腹が膨らんでるけどノブオはそうじゃないのが分かる?』「なるほど、ちゃんとオスとメスの区別がつくんだね」『はやく卵産まないかなぁ~』。〇さんと話しているうちに水槽の周りは観察者でいっぱいです。メダカを題材にした学習がどんどん進んでいます。

 

子供も大人も(あいさつ運動)

 『おはようございます』。毎朝、玄関で子供たちの声が響きます。あいさつ運動は児童会が長年継続して取り組んでいる活動です。特に週明けはPTAの保護者の方と一緒に活動しています。これもPTAの方々が長年実施している伝統の活動です。活動の中心6年生の〇さんに聞きました。「活動の調子はどう?」『最近、みんなの声が大きくなってきたように感じています。いい調子だと思います』「保護者の方、週明けいつも参加してくれるよね」『仕事があるのに来てくださってありがたいなって思います』。利田小の伝統、みんなで大事にしていきたいです。

町探検 2年生活科

 『楽しかったぁ~』『お店きれいだったよ』『おいしそうなものたくさんあったよ』『少しだけど馬も見たよ』『おなか減ったぁ~』『疲れたぁ~、早く給食食べた~い』探検から帰ってきた2年生の子供たちが教室前で楽しそうに話しています。2年生は午前中、町探検に出発しました。校区内にある気になる場所を歩いてまわり、実際に見聞きしながら、自分たちの暮らす地域を見つめていく学習です。今日は2件のお店を中心に探検したきたようです。次はどこに行くのか、そこで何を発見してくるのか、楽しみにしています。ご協力してくださった地域の皆様、ありがとうございました。

ちょっといい話(3年)成長

 生活科ルームと会議室の机をどうやって入れ替えるか考えていると、ちょうどそこに3年生の〇さんが通りかかりました。「ねぇ、ちょっと力貸してくれない?」『いいけど、何するんですか?』「机を会議室まで運ぶ仕事を手伝ってくれない?4つあるから大変だけど…」『分かりました』。〇さん快く引き受けてくれます。

 二人で息を合わせて、台車に机を乗せたり、会議室まで荷物を移動させたりしました。狭い入り口から大きな机を出し入れしたり、台車からの積み下ろしをしたりするのには、ちょっとしたコツが必要です。1回目は戸惑っていた〇さんが、回を重ねるごとに、台車を置く位置や、机を傾けたり起こしたり回したりするタイミングが効率的になっていきます。

 全部移動させた後、〇さんに「仕事手伝ってくれてありがとう、助かったよ。それにしても、どんどん作業が上手になっていったね、よく考えて動いていたからだね、流石!」と声をかけました。『うん!』〇さんニコニコで教室に戻っていきました。〇さん本当にありがとう。

ちょっといい話(1年)なかよし

 1年生の子供たちが種をまいたアサガオの芽が出てきています。『やったぁ!出てる』『いくつもあるよ』『〇さんのも出たね、よかったね』『◇さんのもきっともうすぐ出てくるよ』。自分だけでなく、友達の芽が出ていることも一緒に喜んでいる様子に心が温かくなります。まだ芽が出ていない子も、もうすぐ出てくるからね。

枕草子

 『春はあけぼの。やうやう白くなりゆく…あぁ~、やり直し』『春はあけぼの‥ 雲のほそくたなびきなる…あれっ最後どうしても「なる」って言っちゃう「たる」なのに』。5年生教室のあちこちからブツブツと古典の一説が聞こえてきます。家庭学習で暗唱の課題が出たようです。近くにいた〇さんに聞きました。「うまく覚えられる?」『難しいです』「どこが?」『あけぼのとか、やうやうとか聞いたことのない言葉がたくさんあったから大変でした』「どうやって解決してるの?」『解説あるから何とかなります、言えるようになると嬉しいです』。話終わると〇さん練習再開です。発表がうまくいくことを願っています。

スポーツ交流フェスティバル

 立山っ子・ふなっ子スポーツ交流フェスティバルに6年生が参加しました。100m走、50mハードル走、リレー、レクリエーションに参加し、運動を通して立山区域の仲間との交流を楽しみました。『緊張する~』『全力で走ります』『めっちゃ足早い人おった!』『あんな速いの反則だよ』『足が痛くなったけど頑張った』『立山中央小のグラウンド、すごく走りやすい』『レクリエーションで違う学校の友達ができた』…いろいろな声が子供たちから聞けました。子供たちにとって、外の世界を感じた貴重な機会になったようです。

 会場の準備、会の運営等、たくさんの方々の力のおかげで、子供たちは楽しい時間を過ごせたようです。関係者の皆様、本当にありがとうございました。