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2022年5月の記事一覧

ところかわれば お届け物

 『もうすぐ家にマンゴー届くんです、親戚が送ってくれる予定なんです』6年生の〇さんが嬉しそうに話します。「うらやましいなぁ、親戚がマンゴーつくってるの?」『いいえ、マンゴーの産地に住んでいて近くのマンゴー農家から譲ってもらったものを富山に送ってくれるんです』「そんな高級品どうしてもらえるの」『産地ではたくさんとれるから、普通に食卓に出てくるそうです。富山では高級品だけど、産地では売れ残ることもあるようで、それがもらえるんです。今も家には何個かあるけど、今度はもっとたくさん送ってくれるそうです』「なるほど、住んでるところによって、ずいぶん違うんだね」『はい、富山と全然違うことがたくさんあります。遠くに親戚がいると会うのはたいへんだけど、その分いいこともあります』。〇さんは生活の中で、南北に長い国土に住む人々の暮らしの特徴を実感しているようです。

学校訪問研修

 『何か今日は、黒い服着たお客さんがいっぱい来てるね』『どこの学校から来られたのかな』1年生の子供たちが話しています。今日は学校訪問研修会が行われています。1年生「生活科」2年生「国語」3年生「理科」4年生「算数」5年生「理科・算数」6年生「社会」特別支援級「自立活動」の授業を公開しました。大勢の大人に見守られていた子供たちですが、元気に学ぶ様子はいつも通りです。どのクラスの子供たちも一生懸命課題について考えていました。

先生となかよしうれしい言葉かげと太陽角の大きさを調べよう種子の発芽合同な図形願いを実現する政治自立活動

ちょっといい話(6年)保健室でのひとコマ

 休み時間になると、顔を出してくれる6年の〇さんたち。学校のことや自分のこと、友達のことなどたくさん教えてくれます。ある日「ちょっと手伝ってほしいことがあるんだけど…」と声をかけると『なになに?どれだけでもやるよ~』嫌な顔ひとつせず、一緒にやってくれる〇さんたち。みんな笑顔で手伝ってくれます。一人でやると10分くらいかかる仕事が数分で終わりました。〇さんたちの温かさに感激です。(*^-^*)

 

ちょっといい話(5年)ノブオ

 5年生の〇さんが水槽に向かって『お~いノブオ、元気かぁ~』と声をかけています。「だれに声かけてるの?」『メダカです、これがノブオです、名前をつけました』「たくさんいるのに区別つくの?」『このでっかいオスのメダカがノブオです。腹の下のひれが大きいでしょ、メスは腹が膨らんでるけどノブオはそうじゃないのが分かる?』「なるほど、ちゃんとオスとメスの区別がつくんだね」『はやく卵産まないかなぁ~』。〇さんと話しているうちに水槽の周りは観察者でいっぱいです。メダカを題材にした学習がどんどん進んでいます。

 

子供も大人も(あいさつ運動)

 『おはようございます』。毎朝、玄関で子供たちの声が響きます。あいさつ運動は児童会が長年継続して取り組んでいる活動です。特に週明けはPTAの保護者の方と一緒に活動しています。これもPTAの方々が長年実施している伝統の活動です。活動の中心6年生の〇さんに聞きました。「活動の調子はどう?」『最近、みんなの声が大きくなってきたように感じています。いい調子だと思います』「保護者の方、週明けいつも参加してくれるよね」『仕事があるのに来てくださってありがたいなって思います』。利田小の伝統、みんなで大事にしていきたいです。

町探検 2年生活科

 『楽しかったぁ~』『お店きれいだったよ』『おいしそうなものたくさんあったよ』『少しだけど馬も見たよ』『おなか減ったぁ~』『疲れたぁ~、早く給食食べた~い』探検から帰ってきた2年生の子供たちが教室前で楽しそうに話しています。2年生は午前中、町探検に出発しました。校区内にある気になる場所を歩いてまわり、実際に見聞きしながら、自分たちの暮らす地域を見つめていく学習です。今日は2件のお店を中心に探検したきたようです。次はどこに行くのか、そこで何を発見してくるのか、楽しみにしています。ご協力してくださった地域の皆様、ありがとうございました。

ちょっといい話(3年)成長

 生活科ルームと会議室の机をどうやって入れ替えるか考えていると、ちょうどそこに3年生の〇さんが通りかかりました。「ねぇ、ちょっと力貸してくれない?」『いいけど、何するんですか?』「机を会議室まで運ぶ仕事を手伝ってくれない?4つあるから大変だけど…」『分かりました』。〇さん快く引き受けてくれます。

 二人で息を合わせて、台車に机を乗せたり、会議室まで荷物を移動させたりしました。狭い入り口から大きな机を出し入れしたり、台車からの積み下ろしをしたりするのには、ちょっとしたコツが必要です。1回目は戸惑っていた〇さんが、回を重ねるごとに、台車を置く位置や、机を傾けたり起こしたり回したりするタイミングが効率的になっていきます。

 全部移動させた後、〇さんに「仕事手伝ってくれてありがとう、助かったよ。それにしても、どんどん作業が上手になっていったね、よく考えて動いていたからだね、流石!」と声をかけました。『うん!』〇さんニコニコで教室に戻っていきました。〇さん本当にありがとう。

ちょっといい話(1年)なかよし

 1年生の子供たちが種をまいたアサガオの芽が出てきています。『やったぁ!出てる』『いくつもあるよ』『〇さんのも出たね、よかったね』『◇さんのもきっともうすぐ出てくるよ』。自分だけでなく、友達の芽が出ていることも一緒に喜んでいる様子に心が温かくなります。まだ芽が出ていない子も、もうすぐ出てくるからね。

枕草子

 『春はあけぼの。やうやう白くなりゆく…あぁ~、やり直し』『春はあけぼの‥ 雲のほそくたなびきなる…あれっ最後どうしても「なる」って言っちゃう「たる」なのに』。5年生教室のあちこちからブツブツと古典の一説が聞こえてきます。家庭学習で暗唱の課題が出たようです。近くにいた〇さんに聞きました。「うまく覚えられる?」『難しいです』「どこが?」『あけぼのとか、やうやうとか聞いたことのない言葉がたくさんあったから大変でした』「どうやって解決してるの?」『解説あるから何とかなります、言えるようになると嬉しいです』。話終わると〇さん練習再開です。発表がうまくいくことを願っています。

スポーツ交流フェスティバル

 立山っ子・ふなっ子スポーツ交流フェスティバルに6年生が参加しました。100m走、50mハードル走、リレー、レクリエーションに参加し、運動を通して立山区域の仲間との交流を楽しみました。『緊張する~』『全力で走ります』『めっちゃ足早い人おった!』『あんな速いの反則だよ』『足が痛くなったけど頑張った』『立山中央小のグラウンド、すごく走りやすい』『レクリエーションで違う学校の友達ができた』…いろいろな声が子供たちから聞けました。子供たちにとって、外の世界を感じた貴重な機会になったようです。

 会場の準備、会の運営等、たくさんの方々の力のおかげで、子供たちは楽しい時間を過ごせたようです。関係者の皆様、本当にありがとうございました。