利田っ子日記
ちょっといい話(6年)ミッション
3月15日卒業式の予行(1~4年生はオンラインで参加)がありました。終わった後「6年生の様子どうだった?」と聞きました。『紙(卒業証書)をもらってる時の動きがすごくかっこいい』『歩いている姿がとても凛々しい』『態度が立派』『あんなに長い言葉を覚えているなんて素晴らしい』『歌も言葉もとても心がこもっていた』『気持ちがこもっていて泣いてる人もいた』。続けて聞きました「この6年生のようになれそう?」『難しいかもしれない』『なれるといいけれど…』『きっと、自分たちも大丈夫!』。6年生の今日のミッション「下級生の目標となる姿を見せつける」クリアです。
ちょっといい話(5年)楽しみ
『お~はぁ~よぉ~!』5年生の〇さんが腕を組みながら隣で友達に挨拶しています。時々、姿勢や声色を真似しながら一緒にいてくれるのです。「付き合ってくれてありがとう、もう少し一緒にどう?」『いやぁ~やめときます』「真似しながら、結構楽しんでるでしょ」『うん』「一緒にいてくれると嬉しいよ」朝の時間が〇さんのおかげで楽しくなります。5年生、〇さん以外にも同じように朝付き合ってくれる子が何人かいます。今度は誰が来てくれるのか、密かに期待しています。
ちょっといい話(2年)わらべ歌
『な~べ~な~べ~そぉ~こぬけ…』2年生がわらべ歌に合わせた遊びを楽しんでいます。廊下から様子を見ていると〇さんがドアを開け『何かご用?』と声をかけてきます。「集中しているのに邪魔しちゃったかな?」と思っていると〇さん『どうぞ』といって袖を引っ張り、部屋の中に招き入れてくれました。そして、すぐに活動の輪に戻っていきました。一区切りついたところで「さっきは声をかけてくれてありがとう」とお礼を伝えると『だって、廊下は寒そうだったから』と話してくれました。〇さんのやさしさに感激です。
ちょっといい話(6年生)上級生
『おはようございます』6年生の〇さんはいつも元気です。「今日、早いね」『いつもと同じだと思うんだけど…今日は下級生が休んだから順調に登校できたかな』「小さい子の面倒は大変?」『そうでもないけど、ゆっくり歩くから自分のペースではなくて疲れます』「合わせてるんだ」『でも合わそうとしても、よく速い!って言われちゃいます』「難しいね」『上級生はつらいです』。〇さんの本音が出ました。それでも面倒を見続けてくれる上級生のみなさん、ありがとう。
ちょっといい話(1年)ステップ
先日のことです。『見て見て!できるようになったよ』1年生の〇さんが得意げに上手なステップを披露します。ずいぶん前に子供たちにやってみせたステップです。「すごいね、いつの間にできるようになったの?」と聞くと『家で、はだしになって、何度も練習していたらできるようになった』と話します。確かに子供たちには「練習すればいつかできるよ」と言いました。〇さんはそれをちゃんと覚えていたようです。「やれば、できる」貴重な体験を一つ増やした〇さん、次は何に挑戦するのかな?
感謝の集い(6年)
3月10日、6年生が教職員への感謝の集いを開いてくれました。楽しいクイズや教職員へのメッセージスライド、優しい言葉が綴られた手紙のプレゼントなど、たくさんのおもてなしを受けました。6年生も、教職員も、たくさんの笑顔があふれた温かい時間を過ごすことができました。6年生の皆さん、目から汗が出そうなほど素敵な思い出をありがとう。
卒業式練習(2~5年)
3月10日、卒業式に向けた在校生の全体練習が始まりました。感染症対策で各教室に分かれオンラインでつながっての練習でした。初めての練習とは思えないほど立派な態度で練習に臨む在校生の様子に、卒業生をお祝いしたいと思う利田っ子の優しい気持ちが見えました。特に5年生の姿は最上級生になるという自覚の芽生えを感じます。2~4年生も普段の元気な様子とは一味違う真剣さです。
練習が終わり教室の前を通るとストレッチをしている子供が数人います。「どうしたの?」『筋肉痛で!』「何で?」『きちんとした姿勢でずっと座ってたから、身体中バキバキです』「それだけ真剣だったんだ」『卒業式だからちゃんとしないとね』。6年生を想う気持ちの大きさを感じます。ありがとう。
ちょっといい話(6年)楽しさは力
体育館から「カイト」の曲が流れてきます。「6年生の合奏、流石だな」と思いながら見に行くと、どうやらビデオに全員が入るよう位置調整をしているようです。ピアノが端にあるので「ちゃんと入る?」と思い担当の〇さんに声をかけました。『音はしっかり入ると思うけど姿も映ると嬉しいです』「そうだね、ところでいつからピアノ弾いてるの?」『保育所からです、鍵盤ハーモニカを演奏したのがきっかけで、それからずっと練習しています』「どうして続けられているの?」『楽しいからです、とりあえず中学生になっても続けようと思っています』。継続は力、継続を支える力は楽しさ。〇さんから教わりました。
ちょっといい話(2年)友達
2年生の〇さんの縄跳び練習を通りがかりに偶然見かけた折り紙好きの◇さん「紙ちょうだい」と言って何かを作り始めます。完成すると〇さんに「ここ引っ張って」と折り紙の端を指さします。引くと中から「がんばれ~」の文字が表れました。〇さんニヤリ、その後の練習に一層力が入りました。
数日後、ついに〇さんに記念日がやってきます。偶然その瞬間を見ていた△さん「いい時に来た…」と一言、一緒にいる友達と〇さんの成功を拍手でお祝いです。友達っていいですね。
ちょっといい話(4年)ワックスがけ
ある日の朝『どこだ?どこだ?』4年生の〇さんが自分の机を探しています。ワックスがけをしたので教室前にはたくさん机が並んでいます。机を見付けた〇さん、さっさと運び入れ、朝の支度を始めます。「他は運ばないの?」と聞くと『自分のことは自分で、だからね』と答えます。その横で◇さんや◎さんが次々にみんなの机や荷物を運び入れています。その輪はどんどん広がって、たくさんの子供が教室に荷物を運び入れています。〇さんも、いつの間にか仕事を始めます。「運び始めたね!」と声をかけると『自分たちのことは自分たちで、だからね』。〇さん、うまいこと言います。
その横では6年生がチームに分かれ特別教室の荷物を運び入れる仕事をしています。きっと、それぞれの学年で6年生や、〇さん◇さん◎さんたちのようにたくさんの子供が働いてくれているのだと思います。みなさん、お疲れ様でした、ありがとう。