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利田っ子日記

ちょっといい話(2年)癒し

 『先週、学校の前でアサガオを見つけました。「1年生はよく育てたなぁ」と思いました。かわいかったです』1階に掲示してある2年生〇さんの作文です。下級生の生活を温かく優しい目で見ている〇さんの姿が目に浮かびます。「かわいい」というのはアサガオ?それともお世話している1年生?それとも両方?。とにかく〇さんの作品に心を癒してもらいました。

警察音楽隊がやってきた

 警察音楽隊コンサート(交通安全教室)が行われました。前半は交通安全標語の表彰式です。警察の方から交通安全に関するお話を聞いた後、4~6年生が応募した標語の表彰式では6人の子供たちが表彰されました。この様子はオンラインで各教室にも配信され、全校みんなで視聴しました。

 後半はお楽しみのコンサートです。体育館に全校の子供たちが集まって生の演奏を聴きました。『音がすごい』『迫力ありすぎ!』音楽隊の奏でるサウンドに子供たちは最初圧倒されたようです。しばらくすると子供たちは足でリズムをとったり、身体を揺らしたりしながら音楽を聴き始めました。中盤からはたくさんの子供が手拍子で参加し、心と身体で音楽を楽しみました。アンコールでは利田小学校の「校歌」が演奏されました。式は本校教員です。最後に6年生の〇さんが代表で立派に謝辞を述べ、コンサートは終了です。

 楽しい時間を企画してくださった交通安全協会・地区・警察音楽隊の皆様方、本当にありがとうございました。

 

ちょっといい話(1年)美しい心

 1年生教室には時々スタディメイトさんからお花のプレゼントがあります。先日は大きな花びんにいけられたオレンジ色のグラジオラスといろいろな色のキンセンカをもってスタディメイトさんが教室に入ってこられました。すると、教室のあちらこちらから『わぁ~きれ~い』『かわいい~』という声が上がります。子供たちはきれいな花から目が離れません。美しいものを美しいと思えたり感動したりする心こそ、美しいと思います。子供の純粋で美しい心を感じた出来事でした。

ちょっといい話(4年)やってみて初めて

 朝のあいさつ運動に参加した4年生の〇さんたち、自分たちから大きな声で会釈をしながらステキなあいさつをしています。活動が終わり感想を聞きました。「あいさつ運動をしてみてどうだった?」『楽しかった!』「どうして?」『あいさつを返してもらえたら、嬉しい気持ちになったし、楽しくできたから。』「そっか、みんな返してくれた?」『返してくれない人もいた…』「その時も楽しかった?」『ちょっと寂しい気持ちになった…』「みんなが普段、登校しているときはどう?」『あ…できでないかも』『会釈だけ…』『明日からは、もっと大きい声であいさつをしたい』。あいさつ運動に参加して気が付いたことがあったようです。体験してみて、初めて分かることもあります。それを自分の生活にどんどん生かしてほしいです。

ちょっと感心した話(5年)図工

 5年教室の掲示板に「心のもよう」の作品が飾ってあります。自分の気持ちを色や形、模様で表現する学習の成果です。何気なく鑑賞していると台紙の形が四角形でない作品がいくつかあることに気付きました。近くにいた〇さんたちに「変わった台紙の使い方してる子がいるけど何で?」と聞きました。『表したい気持ちが2つあって、それをするには台紙も2つ必要だったから‥‥』『自分の気持ちに合わせて台紙を切ってみました』『表したい4つの気持ちをきちんと分けたくて、台紙の形を工夫しました』『自分の気持ちを考えると四角のままが一番いいと思ったのでそのままでしました』等、〇さんたちは自分のイメージに合わせて台紙の扱いまで考えていたことがよ~く伝わってきました。ちびっこ芸術家の感性に脱帽です。

ちょっといい話(委員会)工夫

 学校では「子供新聞」を購入しています。新聞に興味をもったり、活字を読む習慣が育ったりすることを期待しているからです。図書委員会では、利田っ子が少しでも「子供新聞」に触れる機会を増やそうと「新聞クイズ」を企画してくれました。『答えは何日付けの新聞に書いてあるのかな?』『ここに答えにつながる記事があったよ』『答え、なんて書けばいいのかな』。休み時間、クイズに正解しようとたくさんの子供たちが新聞を広げ、記事を探しています。楽しみながら新聞に触れるナイスな工夫、図書委員のみなさんありがとう。

水しぶき

 プールから子供たちの歓声が聞こえてきます。高学年の子供たちがお楽しみで水遊び(水泳?)をしています。どの子も笑顔で思い思いに水と親しんでいます。暑い日が続く中で、周りで見守る教職員はたいへんそうですが、子供たちはとっても涼しそうです。学校にプールがあるからこそのお楽しみです。低学年の子供たちは次の時間に入るようで、ワークルームでそわそわしています。

朝の報告

 『休みの日にヒスイ海岸行って楽しかった。見つかったヒスイはちゃんと鑑定もしてもらったから本物だし、5個も取れたよ』「それはすごい、よかったね」。『ねえねえ、やっとホウセンカ花付けたよ、なかなか咲かなくて心配してたんだ』「何色の花だった?」『ピンク、かわいいよ』。『見て見てきゅうり大量』「どこから持ってきたの?」『f袋は家からキュウリは学校の畑から!』「どうやって食べる?」『それはこれから』。学校の週明けは子供たちの朝の報告からスタートです。

お役に立てば・・・

 『こんなにたくさん集まったんだ』『車いすになるんだよね』廊下を歩く3年生〇君の驚きの声。今日、昼休みに立山町社会福祉協議会の方に、全校みんなで集めていたペットボトルキャップをお渡ししました。大きなごみ袋で10個分です。半年余り集めていた分で、立山町で貸し出す「車いす」購入の一部になります。「いつもたくさんきれいなキャップをありがとう」感謝の言葉に『みんなで集めました。お役に立てばうれしいです』とほほ笑むボランティア委員でした。

 

光の演出 5年図工

 『すっごくきれい~』『こんなの、まんだら遊苑に会ったような、面白いね』『中でパーティーやってるみたい』子供たちが友達の作品を覘いて口々に感想を話しています。5年生は図工で立体作品を制作しています。紙粘土や折り紙などの材料を生かして箱の中に想像の世界を創り、壁から光が差し込むよう箱の壁に穴をあけたりセロハンで光の色を変えたりすることで、自分の世界を表現します。意図した作品に仕上がる子、想像とは違う意外な出来栄えに驚く子、楽しみ方はそれぞれ違うようですが、みんな笑顔です。