利田っ子日記
実験 縦割り班競技
『がんばれ~』『急げ急げ』『落ちる~』。高学年の子供たちの声がグラウンドに響きます。水曜日の長い昼休憩の時間を使って運動集会で行う縦割り班競技の試技を行いました。運動集会の時には全校一緒に競技を楽しみます。当日を迎えるまでには団で練習する機会を設ける予定です。それらに備えて、ルールなどに問題がないかを確かめるために高学年の子供たちの力を借りました。『かなり楽しかったです』『大玉が落ちないかドキドキして面白かったです』『思いきり走れてよかったです』『食後に本気で走るのは、少しきつかったかな』『下級生の分まで走ったのでくたびれました』。子供たちの感想は様々ですが、試技中は、みんなとても楽しそうでした。お疲れ様でした、ありがとう。
声をそろえて(1年)
「1年生さん、お話を読んでくれますか?」『いいよ、せ~のっ』。『お・は・な・し・を』『た・の・し・も・う』『や・く・そ・く』『あるひ おおなきな・・・・』1年生が物語の読み聞かせをしてくれました。どの子供も一文字、一文字ていねいに読もうと頑張っている姿が愛らしいです。「あおむしは、どこにいた?」『木』『でっかい木』『大きな木だよ』。「なるほど。では、あおむしは何匹いましたか」『3匹』『1匹じゃないかな?』『お話にでてくるのは全部で3匹』『読んだところだけだとまだ1匹だよね』。ちゃんと内容を読み取っているようです。音読を通して、たくさんの言葉にふれる楽しさを味わってくれたら嬉しいです。
自分を育てるのは自分 宿泊学習
9月中旬4・5年生の宿泊学習が予定されています。4年生教室では挨拶や司会等の係を決める話し合いがありました。その中で、いつも大人しい〇さんが『私‥‥☆☆の仕事やります』と立候補しました。話合いが終わって〇さんの思いを聞きました。「立候補してすごいね、どうしてやってみようと思ったの?」『私、声が小さいから、これをきっかけに練習すれば、みんなの前でもしっかり声が出せるようになるかな‥‥と思って』「嬉しいなぁ、応援するね。ただ、仕事をする時はいつも以上の声の大きさが必要だよ、がんばれる?」『‥‥うん、がんばってみます』〇さん、力強く答えてくれました。〇さんは6月頃から挙手したり発表したりして、自分をよりよくしようと努力を続けています。「自分がどのようになりたいか」「そのためには何が必要か」自分で考え、決め、行動できる〇さん、素晴らしい。
意気込み 運動集会(ダンス)
最近、2年生は毎朝ダンスを踊っています。近くにいた〇さんに聞きました。「このダンス誰かに見せるの?」『1年生に教えるんです』「何のために?」『運動集会の競技で1年生と一緒に踊るから、ちゃんと教えられるように、自分たちが練習しているんです』。〇さんはとっても楽しそうに踊ります。他の子供たちもノリノリ笑顔で踊ります。音楽にのって身体を動かす楽しさを1年生にぜひ伝えてくれると嬉しいです。2年生さん、よろしくお願いします。
意気込み 運動集会(応援合戦)
10月初旬、運動集会が予定されています。6年生は応援合戦の準備に大忙しです。準備の合間をぬって団長さんに今の意気込みを聞いてみました。
以下、団長さんが直接入力してくれた文面です(ほぼ、そのままです)。
青団『チームを一つにまとめ上げ、チーム一丸となって総合優勝をつかみ取りたいです』
白団『勝っても負けても笑顔で最後まで全力で取り組むことと、白団全員の心を一つにして総合優勝を目指して頑張ることを大事にしたいです』
赤団『赤団みんなで団結し、最後にみんなで笑って総合優勝をつかみ取りたいです』
黄団『団のみんなで協力し、どんな結果でも、みんなが楽しめる運動集会にしたいです』
利田小学校の子供たちみんなで、楽しい時間にあふれる運動集会を創り上げてほしいと思います。6年生、頼りにしていますよ。
リニューアル
夏休みには、体育館の床のワックスがけとカーテンの補修が行われました。それに続いて今週からは、玄関前のアプローチ部分のコンクリートタイルの補修が始まりました。長年の使用で凸凹していた部分をきれいにする校時です。休日中にも作業が行われ、教育活動の妨げになりそうな工事は済ませてあります。子供たちは玄関前にできた障害物の間を上手にぬって登校してきます。いろいろな人たちのおかげで学校が快適になっていきます。
1年生 砂遊び
砂場から、楽しそうな声が聞こえてきました。『見て見て、穴を掘ったよ』『ケーキを作ったよ。つぎは、クリームをつけてみるよ』と話しています。1年生が、砂場で夢中になって遊んでいました。『どんどん掘っていたら、水が出てきたよ』『温泉みたいだ』シャベルで砂場を掘り進めていくと、水が出てきたようでした。「入ってみたら、どんな感じがするかな?」『うわぁ!冷たい。気持ちいい』『先生が入れるように、大きな温泉にしよう!』と、友達と力を合わせて、大きな穴を掘り始めました。また、違うグループは、穴をつなげようと力を合わせて作業をし『やった!つながった』と歓声をあげています。手や足、服が汚れるのも気にせず、夢中になって砂と関わり、その感触を思い切り楽しみました。また、友達と協力して活動する楽しさも、十分に味わった1年生でした。
ちょっといい話 成果の兆し
始業式、3年生学活の授業でのことです。担任が話をしようとすると、子供たちがスッと姿勢を正します。とても自然な様子です。話を聞く時の「手をひざに、足をゆかに、目を合わせて」を合言葉にし、1学期から継続してきたことが、成果として少しずつ子供たちの姿に表れてきたようです。話をきちんと聞く力は、学習の基本となり、相手との人間関係を築く第一歩にもなります。2学期も、当たり前のことを当たり前にできることは、当たり前ではありません。とても、すばらしいことです。取組を粘り強く続ける3年生の子供たちの成長が楽しみです。
まずは形から ズックのかかと
『げっ、ここにいたのかぁ、やばっ』。〇さん、ニヤニヤしながら下足箱のところに戻り、うち履きを履き直しています。「何で戻ったの?」と聞くと『今日は姿が見えないからから、いいやと思って‥‥油断しました』と教えてくれました。同じような子供がまだ数人います。「これが子供」です。その一方で、これまでずっと内履きのかかとを踏んでいた◇さんや☆さんが、当たり前のように普通に内履きを履いて通っていきます。形式的にやらされていたことが、やらないと気持ち悪く感じるようになるには、一人一人に応じた時間が必要なんだなと子供たちから改めて教わった朝でした。
地面が揺れても、心は動じない
「ゴォ~ドドド、ゴォ~」校内に地震の音が響くと、子供たちは一斉に机の下に身を隠します。地震を想定した避難訓練(シェイクアウト訓練)です。天候や環境等の関係で、急に避難経路や避難場所等を変更して実施したにもかかわらず、子供たちは落ち着いて避難行動をとることができました(ドキドキしたのは教職員の方かもしれません)。防災担当の先生からは「まず低く・頭を守り・動かない」のキーワードの確認が、教頭先生からは「普段から、何事にも目的をもって取り組み、人の話や放送などをよく聞くことで、非常事態にも対応できる力が身に付く」というお話が、それぞれありました。「命を守る」訓練に参加している子供たちの目はどれも真剣でした。