ブログ

利田っ子日記

「案外」と「やっぱり」

 『夏休みが短くなったと聞いたときは残念だったけれど、実際、学校に来てみれば案外と普通の感じです』『家にいても暇だし、学校の方が楽しいです』『学校だと友達と遊べるし、今年はプールにもたくさん入れていいかもしれないです』『夏休みが短くなった分宿題も減って嬉しいです』。「今週、登校してみてどう感じてる?」と何人かの子供たちに尋ねて返ってきた肯定的な反応です。一方『家ならお菓子食べながら学習できたのに‥‥』『ランドセルが重いから登校日が増えた分大変になりました』『やっぱり、家でのんびりできる期間が少なくなって残念です』『他の市町村の友達が夏休みを楽しんでいる話を聞くとちょっとうらやましいかな‥‥』という意見もあります。中には『半日で5日間じゃなくて、3日間一日学校で過ごして、残り2日間を休みにしてくれればよかったのに』というアイデアも出てきました。新しい形の夏休み、子供たちなりに色々考えています。

ネットトラブル防止学習会②

 東部教育事務所から講師を招き、2日目のネットトラブル防止学習会を行いました。今日は、2・4年生です。安易にネットの情報を信じないことや個人情報を簡単に知らせないこと、使い過ぎによる体への様々な影響など、「元気な心と体」をキーワードにお話を聞きました。『もうすぐ夏休みだから、長時間使いすぎないようにしたい』『ネットは知らない人とつながることもあるから気を付けたい』等、自分を振り返りながら今後の使い方を考えていました。

ちょっといい話 打てば響く 6年

 ボランティアビンゴの記録用紙の束が置いてあったので覘いてみました。指定されたボランティア活動を自分の時間に行うと1マス塗れるビンゴです。担当者に話を聞きました。「どの学年が目立ちますか?」「それはもう断然6年生です、どの子もたくさん塗れてますが、全部の活動をコンプリートした子が何人もいます」「何かあったのですか?」「以前、別の委員会の活動で成果が芳しくなくて、担任がハッパをかけたようです」「なるほど、だから今回はみんな頑張ったんですね、まさに打てば響く、素敵な子供たちですね」。きっかけはどうあれ、あこがれの最上級生としての行動は立派です。流石6年生。

ネットトラブル防止学習会⓵

 「やろうと思えば、ネットに嘘の情報を出すことは簡単にできます」『えっ本当、ダメじゃん!』「だから簡安易に信じず、いくつかの情報を比べることが大事なのです」『なるほど注意深く調べたり、自分でちゃんと考えることが大事なんだ』。東部教育事務所から講師を招き、1日目のネットトラブル防止学習会が行われました。今日は1・3・5・6年生です。インターネットが生活や教育活動にどんどん利用される時代になっています。その便利さと引き換えにトラブルが起きる危険性も増しています。子供たちがインターネットを正しく上手に使っていけるよう学びの機会を設けました。『自分で考えて使わないといけないんだ』『人の嫌がることをすれば自分に跳ね返ってくる』『使い方をもう少し考えないといけない』『今は大丈夫だけど、これからも気を付けたい』。子供たちはみんな自分事として考えています。明日は2・4年生が学びます。

大人顔負け

 担任の弾くギタ―に合わせてタンバリンでリズムをとりながら2年生が歌っています。夏休みのオンライン健康観察の時に行うコンサートの練習です。2年生はみんなノリノリで楽しそうです。歌だけでなくオンラインコンサートで使う緑タブレットの操作もばっちりです。他の学年でもオンラインのよさを生かし、グーグルの様々なアプリケーションやロイロノート、東書タブレットドリル等を組合せた学習が行われています。今日は外国語科や社会科の授業がありました。普段と違う環境も楽しめる子供たち、ICT機器を使いこなし始めている子供たちに感心すると同時に、大人の方は大丈夫かと心配になります。子供も大人も、日々、成長していくよう努めることが大切なのだと、オンラインに触れる子供たちから教わっています。

図書館に行ってきたよ(2年)

 『わあ、本がたくさんある』『この大きな絵本、借りたいな』『この間、お母さんと来て、今借りているよ』2年生は、立山図書館に図書館学習に出かけました。始めに館長さんから、図書館でのマナーや本の並べ方について教えてもらいました。次に、今日借りる3冊の本を選びました。本棚の前を行ったり来たりする子、座り込んでじっくりページをめくる子、様々な姿に楽しんでいる様子が伝わってきます。本が決まってたら、貸出カードと読書通帳を手に1階へ。自動貸し出し機→本の除菌機→読書通帳への記帳と、図書館の係の方に手助けいただきながら、全員が体験しました。これまで読んだ本の紹介カードを書いたり、借りた本を読んでいるうちにあっという間に帰る時刻になっていました。「利田小学校の子供たちは、学校の図書館の本をとてもたくさん借りていて、びっくりしました。これからも、本に親しんでくださいね」図書館の皆さんに見送られ、大事そうに借りた本を抱えてバスに乗り込んだ33人でした。ますます本が大好きになってね‼

 

 

 

 

 

 

 

    

付箋 5年

 5年生の子供たちは毎日、国語辞典を活用しています。最近は、進級した当初と比べて、1つの言葉の意味を調べる時間がかなり早くなっています。5年生の社会科では初めて聞く単語や日常であまり使っていない言葉出てきます。子供たちはそのたびに辞書を引き、意味を確認します。国語辞典は社会科の学習の必需品になっています。スピーチのテーマを「ことわざ・慣用句・四字熟語」にした時も子供たちは早速辞書を引き始めます。初めて知る言葉やその意味に驚いたり、解釈した意味と自分の経験とをつなげてスピーチの内容を考えたりして楽しみました。辞書を通して子供たちは言葉の引き出しを増やしています。辞書を彩る付箋の束は子供たちの学習の足跡です。

ロングタイム

 水曜日の昼には、利田っ子が楽しみにしているロングタイム(40分ほどの大休憩)の時間があります。今日は学年ごとに活動する日です。1年生は緑タブレットで「ロイロノート」の使い方練習会、2年生は「学級コンサート」、3年生は「ビデオ鑑賞会」、4年生は「思い思いにやりたいことをする時間」、5年生は「東書タブレットドリル100点を目指す会」、6年生は「立山登山でもらえる飴の銘柄選択権をかけた草むしり大会」をそれぞれ行いました。学校に穏やかでゆったりとした時間が流れています。

ズックのかかと

 登校時、校内に入ってくる子供たちの足元を見ています。以前は、ズックのかかとを踏んだまま教室に向かう子供が何人かいたのですが、今では、ほとんどの子供が玄関できちんとズックを履いています。以前よくかかとを踏んでいた〇さんに聞きました。「前は、どうしてズックのかかとを踏んでいたの?」『込み合った玄関でモタモタしてると迷惑だから急ぐために、かかとを踏んでたんです』「周りのことを考えてたんだ」『いや玄関先ではそうだけど‥‥その後は単に面倒で、教室までかかとを踏んで歩いてました』「正直だね、でも最近はきとんと履いてるよね」『どうせ教室に着けば履くし、見られてると思うと履いた方がいいかなぁと思って』「モタモタしないの?」『慣れたら問題ない感じです』そう言って〇さんは教室に向かいました。面倒だと思ってたことを克服しつつある〇さんの成長を感じて嬉しくなりました。子供の話は聞いてみるものです。

盆踊り練習会

 3~6年生の盆踊り練習会が始まりました。7月19日・26日の2回、地区の盆踊り研究会の皆さんを講師に招き「エンヤラおどり」「川崎おどり」を習います。公民館をお借りして涼しい環境での練習会です。今日は第1回目。1限は3・6年生、2限は4・5年生です。踊りの経験があるのは6年生だけです。『まずい、動き思い出せない』『きちんと動けるか自信がない』久しぶりの盆踊りに戸惑っています。それでも練習が進むと少しずつ勘が戻ってきたようで、終わりには生き生きと笑顔で踊りを楽しんでいました。流石6年生。『できた!できた!』『動きが分かってきたよ』『盆踊り、案外、楽しい』初めての3~5年生もできる動きが増えてくるのが楽しいようです。8月の盆踊りをみんな楽しみにしています。講師の皆さん、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。