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利田っ子日記

ちょっといい話 成果の兆し

 始業式、3年生学活の授業でのことです。担任が話をしようとすると、子供たちがスッと姿勢を正します。とても自然な様子です。話を聞く時の「手をひざに、足をゆかに、目を合わせて」を合言葉にし、1学期から継続してきたことが、成果として少しずつ子供たちの姿に表れてきたようです。話をきちんと聞く力は、学習の基本となり、相手との人間関係を築く第一歩にもなります。2学期も、当たり前のことを当たり前にできることは、当たり前ではありません。とても、すばらしいことです。取組を粘り強く続ける3年生の子供たちの成長が楽しみです。

 

まずは形から ズックのかかと

 『げっ、ここにいたのかぁ、やばっ』。〇さん、ニヤニヤしながら下足箱のところに戻り、うち履きを履き直しています。「何で戻ったの?」と聞くと『今日は姿が見えないからから、いいやと思って‥‥油断しました』と教えてくれました。同じような子供がまだ数人います。「これが子供」です。その一方で、これまでずっと内履きのかかとを踏んでいた◇さんや☆さんが、当たり前のように普通に内履きを履いて通っていきます。形式的にやらされていたことが、やらないと気持ち悪く感じるようになるには、一人一人に応じた時間が必要なんだなと子供たちから改めて教わった朝でした。

地面が揺れても、心は動じない

 「ゴォ~ドドド、ゴォ~」校内に地震の音が響くと、子供たちは一斉に机の下に身を隠します。地震を想定した避難訓練(シェイクアウト訓練)です。天候や環境等の関係で、急に避難経路や避難場所等を変更して実施したにもかかわらず、子供たちは落ち着いて避難行動をとることができました(ドキドキしたのは教職員の方かもしれません)。防災担当の先生からは「まず低く・頭を守り・動かない」のキーワードの確認が、教頭先生からは「普段から、何事にも目的をもって取り組み、人の話や放送などをよく聞くことで、非常事態にも対応できる力が身に付く」というお話が、それぞれありました。「命を守る」訓練に参加している子供たちの目はどれも真剣でした。

 

 

ちょっといい話 サプライズ

 『ありがとうございます』。利田地区社会福祉協議会の方から5年生にプレゼントをいただきました。7月下旬に予定されていた「ふれあい食堂」が中止となった代わりの贈り物です。『カレーライス食べたかったなぁ』『地区の人と公民館で遊びたかったなぁ‥‥』。ゲームや体験活動、カレーライスのお持ち帰り等、いろいろな企画が中止になって、がっかりしていた子供たちにとっては嬉しいサプライズでした。地区の方の優しさと自分たちを大切にしてくださる思いを感じて、子供たちは笑顔です。地区の皆様、本当にありがとうございました。来年のイベント実施が待ち遠しいです。

夏の成果

 『おっタブレットチャレンジの表彰だね』『今回はだれかな?』。各学級で夏休み版タブレットチャンレンジの表彰を行いました。表彰者への温かい拍手がどの教室にも響きます。タブレットチャンレンジは一定期間内にドリルにたくさん取組んだ子供を認める取組です。今回は夏休み中の期間の記録を対象に表彰を行いました。次回は2学期前半、目標をもって取り組む楽しさを感じる利田っ子が増えてくれれば嬉しいです。

ちょっといい話(高学年)ボランティアとボランティア

 『意外に軽いな』『げっ泥で汚れた‥‥まぁいいか』「〇さんたちありがとう」。登校時、玄関のプランターの移動作業を高学年の子供が引き受けてくれました。夏休み中、玄関前に集められたプランターを元の位置に戻す作業です。早く登校した〇さんたちと、彼らの作業を見た他のボランティアとボランティア委員が集まり、玄関前をあっという間にスッキリとさせてくれました。朝から利田っ子の嬉しい姿を見て、気持ちよい1日のスタートを切ることができました。ボランティアとボランティアのみなさん、ありがとう。

 

本気で挑戦 自分と勝負

 教室に鉛筆を走らせる音だけが響いています。子供たちが漢字・計算大会に取り組んでいます。自分の実力を最大限発揮することに本気で挑戦し、今までの自分と勝負して自分の成長を確かめるための2学期最初の貴重な機会です。真剣に取り組む子供たちの様子から、新学期の始まりに向けた子供たちの自分への期待を感じます。どの子供も夏の学習の成果が発揮できますように・・・・がんばれ利田っ子!

3つのミッション 第2学期始業式

 第2学期の始業式が行われました。式では、自分や自分たちの力で学校を楽しく気持ちよくしていくための3つのミッションが提示され、学校で過ごす子供も大人も今の自分と比べ、考えながら真剣に聞きました。ミッションコンプリート目指し、みんなで楽しい利田小学校を創り上げていけたら嬉しいです。保護者の皆様、地域の皆様、関係機関の皆様、2学期もよろしくお願いします。

子供たちがやってきました

 『おはようございます』。およそ一月ぶりに学校に子供たちの声が響きます。挨拶以外の声がけで最も多かったのが「内履きを履かないの?」第2位は「でっかい荷物抱えて大丈夫」でした。久しぶりの登校でいつもとは少し勝手が違うようですが、子供たちは元気です。

もうすぐスタート

 今日から2学期が始まります。学校は子供たちを待っています。子供たちにとって、よい2学期になりますように。