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利田っ子日記

表彰ラッシュ

 委員会の子供たちが活躍しています。1学期を通して、あいさつ運動、さわやかチェック、ボランティアビンゴ、読書名人、黙食を進める活動等、それぞれの委員会の子供たちが工夫をこらした企画が次々に行われました。最近は、学期末ということもあってか、こうした活動で積極的に参加してくれた仲間を表彰する企画もよく行われています。昨日と今日は各学級の読書名人(図書室の本をたくさん借りた子供)が表彰されました。認めてもらえる機会がいろいろあること、それらの機会を子供たち自身が創っているというところが、利田っ子のすごさです。2学期はどんな企画が生まれるか楽しみです。

 

自主性とは?(1学期末大掃除)

 まもなく、1学期の終業式を迎えようとしています。今週は「1学期末大掃除週間」として、毎日15分間日ごろなかなかできない箇所にも目を向けて,重点的に清掃に取り組んでいます。担当者から出た計画は、毎日の重点を提示するのではなく、5日間通しての重点内容が示してありました。『今日は、黒板の周りをきれいにしました。明日は、窓ガラスを拭きます』『時間が短いので、音楽室の人も理科室を手伝います』『床を濡れ拭きすると、こんなにバケツの水が黒くなるんだ、これからは、週に1回は濡れ拭きをしてもいいですか?』決められた内容をきちんとやり遂げることも大切ですが、自分たちで何をすることが大事かを考え、段取りを工夫し、協力して取り組む子供たちに、成長を感じました。

                                                     

                                        

 

タブレットドリルチャレンジ(1学期後半)

 1学期後半タブレットドリルチャレンジの表彰を行いました。指定期間にドリルに取り組んだ回数を評価する取組です。6月初旬、突然行った1学期前半の表彰では驚いた子供がいましたが、今回は目標を定めて取り組んだ子供もいたようです。成績はリセットされるため6月初旬からの約2カ月間の実績で評価します。名前を呼ばれ『えっ自分なんだ』と驚く子、『待ってました』と嬉しそうな笑みをこぼす子、『照れくさいな』とはにかむ子などいろいろな表情がありました。共通したのは祝福の拍手です。どの学級でも仲間を温かく称える気持ちにあふれていました。次回のタブレットチャレンジは「夏休み版」です。結果はどうあれ、目標をもって物事に取り組む経験を積む一助になればと思います。

「案外」と「やっぱり」

 『夏休みが短くなったと聞いたときは残念だったけれど、実際、学校に来てみれば案外と普通の感じです』『家にいても暇だし、学校の方が楽しいです』『学校だと友達と遊べるし、今年はプールにもたくさん入れていいかもしれないです』『夏休みが短くなった分宿題も減って嬉しいです』。「今週、登校してみてどう感じてる?」と何人かの子供たちに尋ねて返ってきた肯定的な反応です。一方『家ならお菓子食べながら学習できたのに‥‥』『ランドセルが重いから登校日が増えた分大変になりました』『やっぱり、家でのんびりできる期間が少なくなって残念です』『他の市町村の友達が夏休みを楽しんでいる話を聞くとちょっとうらやましいかな‥‥』という意見もあります。中には『半日で5日間じゃなくて、3日間一日学校で過ごして、残り2日間を休みにしてくれればよかったのに』というアイデアも出てきました。新しい形の夏休み、子供たちなりに色々考えています。

ネットトラブル防止学習会②

 東部教育事務所から講師を招き、2日目のネットトラブル防止学習会を行いました。今日は、2・4年生です。安易にネットの情報を信じないことや個人情報を簡単に知らせないこと、使い過ぎによる体への様々な影響など、「元気な心と体」をキーワードにお話を聞きました。『もうすぐ夏休みだから、長時間使いすぎないようにしたい』『ネットは知らない人とつながることもあるから気を付けたい』等、自分を振り返りながら今後の使い方を考えていました。

ちょっといい話 打てば響く 6年

 ボランティアビンゴの記録用紙の束が置いてあったので覘いてみました。指定されたボランティア活動を自分の時間に行うと1マス塗れるビンゴです。担当者に話を聞きました。「どの学年が目立ちますか?」「それはもう断然6年生です、どの子もたくさん塗れてますが、全部の活動をコンプリートした子が何人もいます」「何かあったのですか?」「以前、別の委員会の活動で成果が芳しくなくて、担任がハッパをかけたようです」「なるほど、だから今回はみんな頑張ったんですね、まさに打てば響く、素敵な子供たちですね」。きっかけはどうあれ、あこがれの最上級生としての行動は立派です。流石6年生。

ネットトラブル防止学習会⓵

 「やろうと思えば、ネットに嘘の情報を出すことは簡単にできます」『えっ本当、ダメじゃん!』「だから簡安易に信じず、いくつかの情報を比べることが大事なのです」『なるほど注意深く調べたり、自分でちゃんと考えることが大事なんだ』。東部教育事務所から講師を招き、1日目のネットトラブル防止学習会が行われました。今日は1・3・5・6年生です。インターネットが生活や教育活動にどんどん利用される時代になっています。その便利さと引き換えにトラブルが起きる危険性も増しています。子供たちがインターネットを正しく上手に使っていけるよう学びの機会を設けました。『自分で考えて使わないといけないんだ』『人の嫌がることをすれば自分に跳ね返ってくる』『使い方をもう少し考えないといけない』『今は大丈夫だけど、これからも気を付けたい』。子供たちはみんな自分事として考えています。明日は2・4年生が学びます。

大人顔負け

 担任の弾くギタ―に合わせてタンバリンでリズムをとりながら2年生が歌っています。夏休みのオンライン健康観察の時に行うコンサートの練習です。2年生はみんなノリノリで楽しそうです。歌だけでなくオンラインコンサートで使う緑タブレットの操作もばっちりです。他の学年でもオンラインのよさを生かし、グーグルの様々なアプリケーションやロイロノート、東書タブレットドリル等を組合せた学習が行われています。今日は外国語科や社会科の授業がありました。普段と違う環境も楽しめる子供たち、ICT機器を使いこなし始めている子供たちに感心すると同時に、大人の方は大丈夫かと心配になります。子供も大人も、日々、成長していくよう努めることが大切なのだと、オンラインに触れる子供たちから教わっています。

図書館に行ってきたよ(2年)

 『わあ、本がたくさんある』『この大きな絵本、借りたいな』『この間、お母さんと来て、今借りているよ』2年生は、立山図書館に図書館学習に出かけました。始めに館長さんから、図書館でのマナーや本の並べ方について教えてもらいました。次に、今日借りる3冊の本を選びました。本棚の前を行ったり来たりする子、座り込んでじっくりページをめくる子、様々な姿に楽しんでいる様子が伝わってきます。本が決まってたら、貸出カードと読書通帳を手に1階へ。自動貸し出し機→本の除菌機→読書通帳への記帳と、図書館の係の方に手助けいただきながら、全員が体験しました。これまで読んだ本の紹介カードを書いたり、借りた本を読んでいるうちにあっという間に帰る時刻になっていました。「利田小学校の子供たちは、学校の図書館の本をとてもたくさん借りていて、びっくりしました。これからも、本に親しんでくださいね」図書館の皆さんに見送られ、大事そうに借りた本を抱えてバスに乗り込んだ33人でした。ますます本が大好きになってね‼

 

 

 

 

 

 

 

    

付箋 5年

 5年生の子供たちは毎日、国語辞典を活用しています。最近は、進級した当初と比べて、1つの言葉の意味を調べる時間がかなり早くなっています。5年生の社会科では初めて聞く単語や日常であまり使っていない言葉出てきます。子供たちはそのたびに辞書を引き、意味を確認します。国語辞典は社会科の学習の必需品になっています。スピーチのテーマを「ことわざ・慣用句・四字熟語」にした時も子供たちは早速辞書を引き始めます。初めて知る言葉やその意味に驚いたり、解釈した意味と自分の経験とをつなげてスピーチの内容を考えたりして楽しみました。辞書を通して子供たちは言葉の引き出しを増やしています。辞書を彩る付箋の束は子供たちの学習の足跡です。